
新春早々、F氏から久々のおすすめがあった。
『テルマエ・ロマエ』をすすめてくれた東の巨匠だ。
躊躇なくアマゾンで探したが、品切れ。
一昨日ようやく届いた。
ここのところバタバタしていたので、
先ほどようやく開いた。
ツボ。
ドツボ。
そもそも「螺旋人」なるペンネームがいい。
魯山人を思い出させるではないか。
舞台は、架空の国とあるが、
露土戦争あたりを強く意識してしまう。
詰襟、乗馬ズボンの軍服。
敵国は、トルコ帽をかぶって三日月マークだ。
空軍が登場しているのは時代的に合わないが、
海軍その他の装備もあの時代っぽい。
主人公は女子だが、飛び回る魔女ではなく軍人。
ただし、兵站担当の官僚、ホワイトカラー的軍人。
それにしても、だ。
兵站だ、兵站。
軍事物資や食糧でドンパチを裏で支える、
実は、戦争遂行上最も重要と言っていい分野。
なのに、地味なせいか、表舞台では影が薄い。
戦争に負けたときだけ、取り上げられ批判される。
ヒロインがいきなりごろごろと鞄から出したのが、
懐中汁粉、というのは笑った。
しかもよく見ると、ロシアのキリル文字で、
かいちゅうしるこ、と書いてあるようだ。
芸が細かい。
というか、キリル文字系が主役なのも珍しい。
数ページ読んだだけで、勇んでこれをかいているが、
私の趣味のストライクな予感だ。
なにせ、稀代の美食家・北大路魯山人を想わせるPN。
兵站食料のネタも出てくるのではないかと期待している。







