心斎橋の夜

先月の天満に続いて、
大阪ミナミは、心斎橋を探検。

今回は、御堂筋(みどうすじ)の東側、
地下鉄御堂筋線の駅で云うと、
心斎橋と難波の間あたりで飲んだ。

今回は、題して「餃子と豚足ツアー」。


〇とん足 びーちゃん
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間口の狭い店が並ぶ飲み屋街、
その一角にある。

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お品書きを見ているだけで心が躍る。
が、今夜もテーマは「はしご」なので、我慢。

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失礼ながら、居酒屋とは思えない上質なコップ。
当然生ビールが美味い。

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お通し
冷奴、シラスとかシロエビとか。

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ミミガー
歯ごたえがたまらない。

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牛タン ペッパーソース
ビール、おかわり。

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シャンツァイと玉子のサラダ。
クセになる。

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名物・とん足
リアルに豚の足。

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見事完食。
解剖学や聖遺物を思い出す。

一言で云うと、
コラーゲンな一軒目だった。


〇吉風(きっぷう)
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やはり飲食ビルの中の一軒。
一口餃子で有名。

実は、画像に映ったスーツの一団に、
道を譲って撮影していたら、
『吉風』に入って行って、あちゃちゃ。

予約のきくような店ではないので、
先にとん足を攻めた、というのが実情。

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スーパードライが私たちの前で飲み干され、
再あちゃちゃ、と思ったら「箕面ビール」があった。

大阪は、北摂・箕面の地ビールで、
美人3姉妹が切り盛りしている、という。

いや、そういう話とは関係なく、美味い。
いつもはスタウトだが、ペール・エールで。

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焼けるのを待つ間につまんだ、
胡瓜の塩モミと白菜キムチ。

正直、つなぎのつもりだったが、
相当美味い。

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待ってました、一口餃子、20個。
ちなみに、成人男子の1人前。

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第二弾。
結局、左右からも手が伸びてきたが。

一口餃子と言うと、皮の比率が、高くなり、
いかがなものかと思っていたが、杞憂。

皮が美味いし、香ばしい。
ここだけなら、100個でも食える。


〇ワイン酒屋misuta
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この夜もワイン好きの集まりだったので、
やはりワインを飲みにゆくことに。

この店、ワインは、自販機での提供。
しかも、ICカードで。

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グラスを自分で取って、
注ぎ口で待ちかまえる。

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サッシカイアやルーチェも自販機で。
おっと、シャトー・ラトゥールも。

パイプで吸い上げて供給するようだが、
澱はどうなるのだろう、なんて考えない。

30ccからの量り売り。
こういうのも、あり、なんだ。


〇PESCE ROSSO ペシェ・ロッソ
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そろそろ〆の店に、と歩いていると、
何とも気になる空間が。

リストランテの玄関先にオープンなスペース。
ラテンの血がにわかに騒ぎ出した。

テーブルの上には、さりげなくメニュー。
このテーブル、1時間飲み放題で1800円。

一同、狂喜乱舞。
まあ、一番喜んだのは私だが。

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まあ、さすがに、なるほどなあ、なワインたちだが、
スパークリングもランブルスコとスプマンテが。

これには、一同感激。
チーズをアテに、もちろん、両方空になった。

店内は、飲み放題とは無縁の高級イタリアンで、
ワインセラーもとても充実していた。

ちゃんと食べにこなきゃ、という話にもなる。
店頭のオープンなスペースの効果、大だ。

それはともかく、初夏のさわやかな夜、
オープンなスペースでくつろいで飲むワインは、いい。



〇ビストロ&バー『VISCO(ヴィスコ)』
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炭水化物で〆よう、ということで、
リゾットの美味しいビストロ&ワインバーへ。

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茸のリゾットに合わせたこの夜最後のワインは、
トラミンの看板お値打ちワイン「テ(T)・ロッソ」。

スキアーヴァ55%とピノ・ネロ45%だそうで、
果実味とフレッシュ感のバランスがとてもいい。

白の看板「テ・ビアンコ」も是非飲みたいと思った。
シャルドネとリースリンクなどのブレンドだとか。



心斎橋でも天満同様、
財布の痛まない「探検ツアー」ができると知った。

「食い倒れ・大阪」、まだまだ修行が足らない私だ。



ごちそうさまでした。
大変、楽しく、美味しうございました。
by hirorin330 | 2010-06-07 18:45 | 美食