4Pen 497 / LAMY

4Pen 497 / LAMY_a0022024_18165242.jpg

文字を書く機会が減った。
で、シンボリックな筆記具でこと足りていた。

モンブランとペリカンが各2本。
太さとインクの色で使い分け。

ボールペンとシャープは、ファーバーカステル
どちらもお気に入り。

シャープは、先の記事の後、略奪されたので、
白い軸のものを改めて手に入れたほど。

ところが、だ。
副業が忙しくなると、書く機会も増える。

ボールペンのインクの色を使い分けたり、
同時にシャープも欲しいシーンもやけに増えた。

しかも、だ。
透明軸のチープな筆記具ではどうよ、というシーンが。

で、思い出したのが、LAMY(ラミー)の「4ペン」。
それらしくない名前だが、ドイツ製。

赤・青・黒のボールペンとシャープ。
4つの機能が1本に収まっている。

普通こういう多機能ペンは、実用一点張りで、
下手をすると安っぽいものが多い。

ラミーの「4ペン」は、その点、程よい重厚さと、
質実剛健な実用性がある。

ノックボタンの根元にあるカラーインジケーターを
上に向けたときにノックすると、その機能が選べる。

ちょっとトリッキーなギミックだが、
決してオモチャっぽくないのがうれしい。

もう一つうれしいのは、シャープ。
シャー芯の太さは、0.7mm。

日本では、シャー芯というと、0.5mmが一般的で、
差は、0.2mmにすぎないが、この太さはありがたい。

折れにくいうえに、大げさに言うと、
芯の太さによる表現力が豊かになる。

そんなわけで、いきなり重宝している。
もう一つ感心したのは、パッケージ。

4Pen 497 / LAMY_a0022024_18364525.jpg


外箱は、どちらかというと味気ない、
ボール紙。

ところが・・・。

4Pen 497 / LAMY_a0022024_1838122.jpg


ケース本体は、やはり紙製なのに、豪華。
ロゴマークには、保護シールまで貼られているし。

4Pen 497 / LAMY_a0022024_18394884.jpg


このロゴマークのプレートは、
蓋のストッパーの役目もするから合理的。

何万円もする高級筆記具ならともかく、
過剰包装気味ではあるが、これもラミーらしさか。

4Pen 497 / LAMY_a0022024_18423043.jpg


そういえば、学生時代にローラーボールを愛用していた、
「サファリシリーズ」は、いまだに人気商品らしい。

モンブランもペリカンもそうだが、
こういう、息の長い製品造りも好感が持てる。

少数派とはいえ、0.7mmのシャー芯も、
手軽に手に入るようだし、めでたしめでたし。だ。
by hirorin330 | 2010-12-25 18:48 | 日常