鮨 さえ喜 / 大阪・北新地
正しくは、七が三つの「喜」。
年末に改装休業の案内をいただいていたが、
新装オープンの貸し切りカウンターに座ってきた。
眩しいほどに明るい白木のカウンターはそのまま、
通路と席間が、ゆったりした。
そのままといえば、握られた寿司が載せられる、
源右衛門窯の陶板もそのまま。
なによりも、ご主人の腕の冴えがそのまま、
いや、より研ぎ澄まされたような気がする。
この夜は、関西の春を告げる魚、穴子の稚魚、
「のれそれ」から始まった。
のれそれそのものの画像は、
去年の記事の方が、わかりやすい。
でも、これは、ポン酢ではない。
素麺つゆでいただく、のれそれ。
ほのかなのれそれの風味を楽しむには、
たしかにこのつゆは最適。
河豚湯引き。
このポン酢が、絶品。
のれそれの素麺つゆは、
ポン酢続きを避ける意味もあったのかも。
とこぶし。
山芋と肝タレで。
ホウボウと鯛。
美味い。
この子たち。
ホウボウの薄造りは珍しい。
薄造り用の特製ポン酢をおかわり。
つい、くいっと飲んでしまう。
ミル貝、炙り。
天然の甘さがいい。
寒ブリのヅケ。
山芋山葵で。
カラスミ+大根。
焼き白子。
鯖寿司、だったかな。
江戸時代の古漆器でいただく、
鯛と菜の花の碗もの。
松葉蟹。
もったいなくも加熱。
タマネギと一緒にいただく。
絶品。
イカ握り。種類は失念。
アオリイカだっけ。
コハダ。
ウニ。
その、握り。
煮蛤と小柱。
〆の定番、トロタク(トロ沢庵)。
ぱくり。
日本酒。
男山 特別純米
国芳(くによし)の名取酒(なとりざけ)
黒龍 大吟醸
しずく
大信州 大吟醸
鑑評会出品酒
黒龍 純米大吟醸 長期氷温熟成酒
石田屋
越乃寒梅 無垢
これで、とどめ。
食った。
飲んだ。
美味しかった。
ごちそうさまでした。
大変美味しうございました。
Nさま、お世話になりました。
また、よろしくお願いします。