サイフォン vs フレンチプレス
最近のプチマイブームだ。
色々と発見があって、いくつになっても日々勉強。
と言っても美味しいもののためだから、平気。
とりあえず、実家にもあって、
子供の頃から親しんでいたサイフォンを買った。
ただし、アルコールランプではなく、電気式。
ほかは、昔からあるサイフォン方式。
暖められた水が湯となり上昇し、
コーヒーになって降りてくる。
見ているだけで、楽しい。
部屋中にコーヒーのいい香りが満ちるし。
ただ、ネルのフィルターの管理がわりと大変。
冷水につけたり冷凍したりした方がいいらしい。
一方、先日、gatto221b 様に教えていただいた、
『ボダム』のフレンチプレスというスタイル。
これが、「目から鱗」なシステム。
ハリオなどの紅茶用ポットと同じ発想だ。
中挽きから粗挽きのコーヒー豆をポットに入れ、
お湯を注いで3~4分待つ。
コーヒーを抽出したところで、
エイとばかりにフィルターを押し、一気に濾す。
紅茶やカップ麺のようだが、
これが今回、思いのほか美味しかった。
さすがヨーロッパのものらしく、
十数カ国語の分厚い解説がつくのもなんだかうれしい。
調べると、コーヒーオイルと呼ばれるエキスが、
紙やネルで濾されることなく抽出される。
なので、かなり濃厚なコーヒーがはいる。
しかも、きわめて簡単に。
私の場合、一度に数杯のコーヒーを淹れるが、
個別包装ドリップパックでは、大仕事になる。
数杯用の大きなペーパーフィルターもあるが、
根気良くお湯をそそぐのも重労働。
いささかワイルドなコーヒーではあるが、
それが嫌なら、紙で濾すといいだろう。
1リットル、どんとまとめて淹れられて、
微調整の経験値もおいおい上がるだろう。
gatto221b さま
ありがとうございました。
とてもいいものを教えていただきました。
m(_w_)m