鰻丼 / 東京竹葉亭(西宮・白鷹禄水苑)

鰻丼 / 東京竹葉亭(西宮・白鷹禄水苑)_a0022024_17552689.jpg


西宮の銘酒『白鷹』の酒蔵にある、
東京風鰻料理の店に行った。

鰻丼 / 東京竹葉亭(西宮・白鷹禄水苑)_a0022024_17581656.jpg


関西人の私の憧れの一つは、江戸・東京の鰻。
「背開き」だの、「蒸し」だのが、関西と違う。

機会があれば行きたいと思っていたが、
やっと行って来た。

鰻丼 / 東京竹葉亭(西宮・白鷹禄水苑)_a0022024_1756848.jpg


鰻一尾半を使った、豪華版を注文。

鰻丼 / 東京竹葉亭(西宮・白鷹禄水苑)_a0022024_17562482.jpg


ほかに、ウザクとう巻きも。

鰻丼 / 東京竹葉亭(西宮・白鷹禄水苑)_a0022024_17564172.jpg


関西では、丼ではなく、重箱が多い、と思う。
「まむし」と呼んだりもする。

これは、「御飯にまぶす」からきた呼び名で、
重箱の蓋を開けたら白い御飯だけだったりする。

実は、鰻は、ご飯でサンドイッチされてある。
もちろん、上等なものは、ご飯の上にも鰻が乗る。

脂の乗った鰻が、御飯にまぶされて、
熱々で美味い。

で、東京竹葉亭。
丼の蓋を開けると一尾分。

鰻丼 / 東京竹葉亭(西宮・白鷹禄水苑)_a0022024_1757485.jpg


御飯のあいだから、もうひと切れ。
これも、「まむし」だ。

ただし、とてもあっさりしている。
なるほど、これが「蒸し」の効用か。

卓上の山椒やタレを足したが、
基本的にさっぱりと食べさせるようだ。

実は、お品書には、「ひつまぶし」もあった。
三重で食べなかった分、食べたいと思った。

が、少々疑問もわいた。
三重や愛知の櫃まぶしは、関西風の調理のはず。

蒸しにかけず、脂の乗ったまま蒲焼にして、
それを刻んでごはんにまぶすと聞いている。

東京風の櫃まぶしなんだろうか。
いやいや、今日は、とにかく東京風で。

鰻の稚魚の高騰で、神戸牛のような価格だが、
東京風の鰻を堪能した。

ご馳走様でした。
次は、櫃まぶしだ。
by hirorin330 | 2013-01-12 18:00 | 美食