桜宿膳料理 『錦』 / 京・嵐山
天気予報もなんのその、
必殺晴れ男は桜の京へ。
阪急嵐山駅につくと、
小雨まじりの風は強かった。
私の強運もここまでか。
いや、まずは、昼食だ。
ということで、
駅からほど近い『錦』へ。
先付け
揚げからし豆腐
洗い葱、土佐醤油。
寒かったので、
先ずはお銚子。
お造り
鯛へぎ造り(昆布〆)
水玉胡瓜、
花びら長芋、茹で春菊、もろみにんにく
青み、わさび。
お椀
蟹茶巾しんじょ
たけのこ、花菜、木ノ芽。
すぐに温まって、冷酒へ。
表千家初窯の『松の翠』
桜宿膳
上段:酒肴
ぼんぼり写し、うすい豌豆
短冊盛り、桜餅写し、花菜からし味
豚肉味噌漬け串打ち(木の芽)
花びら小皿
筍木ノ芽味噌和え
瓢箪型厚焼き玉子
小鯛寿し(はじかみ)
下段:炊合わせ
海老黄身衣旨煮、
湯葉含ませ煮、ふき、木ノ芽。
やっぱり、もう1本。
純米吟醸『桃の滴』
蒸し物
茶碗蒸し
甘鯛、地鶏照焼、百合根、椎茸、
桜麩、三つ葉、銀あん。
ご飯
器が、ころんと丸い。
磯海苔雑炊
ぶぶあられ、桜花塩漬け、わさび。
香の物 錦のなめ茸、他。
水物
抹茶水菓子、小倉あん。
予約もせずに飛び込んだが、
これだけのご馳走をいただけた。
さすが、京。
食事を終えて店を出ると、
雨も上がっていた。
身体もすっかり温まって、
強運晴れ男、健在。
ごちそうさまでした。
美味しくいただきました。