レポサド vs ブランコ / ヒオス デ ヴィラ

だいたい、そういう習慣がよくないのだが、
眠れぬ深夜にはよくテレビを見る。

ケーブルテレビなので、いつも、
何かしらの映画を放送している。

その夜も、見るでもなく、
アクション映画を流していた。

『マチェーテ』
2010年のアメリカ映画。

R.デ・ニーロやS.セガールが、
悪役で登場していた。

まあ、アメリカ映画らしい、
無茶苦茶なアクション映画。

主人公は、メキシカン。
不法移民の問題も絡んでいる。

と、あるシーンに目が釘付け。

いい雰囲気になってきたと思われた、
ヒロインと主人公。

ヒロインが、銃を手に取った、
と思ったら、酒のボトルだった。

速攻、ネットで調べた。
「ガン ボトル テキーラ。」

エライ時代になったもので、
即、ヒット。

メキシカンが飲む酒ということで、
テキーラはすぐ浮かんだが、よく知らない

ヒット先の情報を調べて分かったこと。
熟成期間によってクラスがあるらしい。

下世話な話だが、2380円という価格もあって、
ビアンコとポサーダをゲット。


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製造後、すぐに瓶詰めした無色の酒が、
ビアンコ。リボルバー。


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2か月から1年樽熟成したのが、
レポサド。少し黄色い。映画で見たオートマチック。

更に寝かせると、さらに着色し、
ウィスキーに似た風味になるとか。

それではもったいなかろう、
せっかくのテキーラなのに。

共にショットグラスも付く。
カウンターを勢いよく滑る、あれだ。

テキーラは、強い蒸留酒なので、
実は、あまり得意ではない。

テキーラベースのカクテルか、
サブマリンでたまに飲む程度。

サブマリンとは、まあ、なんだ、
ボイラーメーカーみたいなものだ。

発電所のボイラー室で働く労働者が、
一発で酔うためのカクテルが起源。

飲みかけの缶ビールに、
バーボンをぶち込んだらしい。

身体がボイラーのように、
瞬時に熱くなるという意味もあるとか。

で、サブマリン。

テキーラのショットグラスを
ビアジョッキに沈めたもの。

手っ取り早く酔うために、
ビールに蒸留酒を混ぜるのは同じ。

およそ、文化的とは言えない。
昭和の学生の臭いがする。

なので、飲み比べは、また次回。
暑い夏にメキシコをイメージして。