純米『銀・竹泉』 / 田治米合名会社
生野銀山ネタをもう一つ。
坑道熟成の日本酒を買った。
蔵元は、朝来市山東町の田治米合名会社。
「たじめ」とよむそうだ。
濃い酒は得意ではないので、
一般的な純米酒を選んだ。
13℃で安定した坑内に半年寝かせたとか。
調べて驚いた。
ドイツのクリスマスのお菓子、
シュトーレンも寝かせているらしい。
それはともかく、『銀・竹泉』
さらりとしながら味はしっかり。
理系に弱い私にとっては、
銀山の坑道で熟成させたという事実だけ。
そういえば、銀塊の展示もあった。
30kg以上あるそうだ。
5月2日のレートで、
225万円。
ちなみに、金塊30kgだと、
1億3710万円。
ざっと60倍。
産出量などが相場に反映するのだろうが、
銀がかわいそうになってきた。
金山で寝かせた味はどんなだろう。
文系の酒飲みの限界である。