サン・セバスティアン ヴィジャロボス / ミ・カフェート
サン・セバスティアンのヴィジャロボス。
コーヒーのお話。
セバスティアンだからといって、
バッハではない。
ヴィジャロボスだからといって、
ブラジル風バッハでもない。
サン・セバスティアン農園の
ヴィジャロボス種のコーヒー。
でも、エイトール・ヴィラ・ロボスと、
同じスペル。
ヴィラ・ロボスは、現代ブラジルの作曲家。
幼少より生涯、バッハを敬愛した。
多作な彼だが、代表作は、
『ブラジル風バッハ』。
バッハの組曲を意識して、
ブラジルの題材から作曲した。
1番のチェロのための曲、
5番のソプラノとチェロの曲が特に好き。
語り出すと長くなるので、今回は、
You Tubeからの紹介にとどめる。
だって、コーヒーのお話だから。
そう、コーヒーのお話。
なのに、シャンパンボトル。
でも、理由は単純明快。
コーヒー店で豆を買って帰ると、
真空パックがいつの間にか膨らんでいる。
豆からガスが出ているから。
ガスと一緒に、芳香もまた。
そこで、この会社は、考えた。
シャンパンボトルに詰めよう。
なるほど、あえて、真空にせず、
ガス圧で、香りを閉じ込めるのだと言う。
いただいたとき、ワインと疑わなかった。
が、振ると音がして驚いた。
理由を知って納得、だが、
農園と豆の種類でまた驚いた。
そういえば、昨日は、
ユリウス暦でバッハの誕生日。
最近怠慢だったが、今夜あたり、
ミルを引っ張り出して、挽こう。
ヴィラ・ロボスを聞きながら、
コーヒーをいただこうと思う。
ありがとうございました。