電動サイドブレーキに関する小さな考察
以前の記事 でも取り上げたが、
MB vs BMW またしても、真逆だ。
今回は、サイドブレーキ。
諸般の事情で家人は、クルマを乗り換えた。
同じA180だが、エレガンスからスポーツへ。
巧みなリース戦略は、まさに、
ヤナセ
事情については、家人の名誉にかかわるので、
また擦ったとか、記事にするのは差し控えたい。
だが、5年の歳月は、車も大きく進化させる。
まったく別の車になったといえる。
感想はというと、1600ccで122hp/200NmのFF車が、
悔しいけれど、なんとも楽しい。
後姿を見てみると、
1600ccで122hp/200NmのFF車のクセに排気管はこれだ。
だが、一番のキモは、
トランスミッションではないかと思う。
1600ccで122hp/200NmしかないFF車なのに、
3000ccで306hp/400Nmのわが愛車と同じ7段DCTときた。
DCTは、Dual Clutch Transmissionの略で、
偶数段と奇数段でギアを二つ装備している。
重く複雑だが、変速が滑らかでロスが少なく、
強力な加速と燃費向上に寄与している。
最新のクルマらしく、バックモニターもあり、
諸般の事情対策も万全といえる。
ペダル周辺のAMG風演出も、
悔しいけれど、うまいと思う。
ステアリングやシートのステッチや、
サイドステップのロゴ照明もがんばっている。
なんだかんだで、好印象を持った。
ところが、だ。
またしても、やってくれた。
サイドブレーキの動作が、BMWの逆なのだ。
BMWの場合、通常のサイドブレーキ同様、
レバーを引いてかけ、押して開放する。
ところが、MBときたら、真逆。
レバーを押してかけ、引いて開放になる。
緊急回避的な場面で使うこともないだろうが、
かけたつもりがかかっていなくてあわてる。
哲学、流儀、信念、何が違うのか、
もはや、やれやれ、としかいえなくなる。
かくも真逆で攻めてくるなら、
私にも考えがある。
可能な限り、借り出して乗ろうと思っている。
認知症予防のために。