アイスもなか(あずき入り) / 鳴門鯛焼本舗
よく通る交差点に鯛焼き屋さんができた。
気にはなっていたが、いまだ立ち寄らず。
そのうち、冬が過ぎ、春から初夏へ。
もう、鯛焼きの季節ではなかろう。
よそ様のことながら、気になっていた。
夏場はどうなさるおつもりか。
と、おもったら、大きなお世話。
アイスもなかを売っているではないか。
小さく、かわいく、ピンボケ。
まあ、いい。よくないけど。
最中の皮には、鯛焼きの焼印、
あずきは鯛焼きのあずきだろうか。
アイスが、また、なつかしい。
乳脂肪、もへったくれもない。
そもそも、「アイスクリーム」などとは、
名乗っても居ない。
冷たく、甘く、白く、ほのかにミルクが香る。
さわやかで、軽い、まあ、そんな感じだ。
しかし、あずきとあわせたとき、
その軽さが生きてくる。
うまいのだ。
ヘビロテの予感である。