季節外れの白松葉独活

いや、気どって漢字にしたが、ようするにホワイトアスパラガス。好物だ。スーパーで見つけて季節外れも気にせず買った。ラベルになぜかグランソムリエ田崎氏が。

今回は、クリームソースにしてみた。
といっても生クリームにバターと市販のチキンコンソメを溶かし、煮詰めただけ。簡単。

結構太かったので、気にせずしっかり皮をむき、塩茹で。
それに固ゆで卵とスモークサーモンを刻んでトッピング。

実は、メインが牛肉と松茸のシャブシャブということで、どうしても「洋物」が欲しくて作った。もうひと品は、トマトサラダ。タマネギを刻んでスライストマトにかけただけ。

ただし、ドレッシングの酢は酢橘にしてみた。流石に爽やか。
塩代わりにアンチョビを使うレシピもあったので、アンチョビソースを隠し味に使う。

ワインは、白が、フランケンの辛口遅摘、ジルバナー種。『ビュルツブルグの石』
赤が、クロ・レ・ポリーの2000年。ボルドーだけど「ビオ」、だけどやはりボルドー。

離れの宴』とちがって「しめ」は、うどん。
酢橘と生醤油で釜揚げ風で食べたり、出しに味付けをして肉うどん風にしたり。満腹。

いやしかし、この季節になぜホワイトアスパラガスが、と思ったが、しっかり美味かった。
せっかくのシャブシャブも影が薄くなったりして。悪いなあ。








季節外れの白松葉独活_a0022024_14512191.jpg

スモークサーモンがアクセントになって美味い。
季節外れの白松葉独活_a0022024_1451412.jpg

メインが和食だったのでブルスケッタはおあずけ。
季節外れの白松葉独活_a0022024_14523125.jpg

『ビュルツブルグの石』 フレッシュでフルーティー。
遅く摘むと糖度が増すがこれは、見事に「トロッケン」(辛口)
季節外れの白松葉独活_a0022024_14534087.jpg

ベリー系の甘い香りに樽香が印象的。とても滑らか。時間ごとに花開く変化が顕著。
もう少しゆったりと時間をかけて飲むべきだったと反省。
by hirorin330 | 2005-09-22 14:58 | 美食