価格とは何か

1年以上の休眠を破る記事がこれだ。
いやいや、宗旨替えはしていない。

あいかわらず、お気楽でのんき。
この人生観は捨てられない。

ただ、少々、猫と美食に特化しつつある、
この拙いブログでこれからは本音も語ろうかな、と。

とはいえ、しょせん私のこと。
多くの方々にとっては、何をいまさらなお話。

そこは、どうそお許しいただいて、
これからもよろしく、ということで。



町には、「安い」、「お得」、「お値打ち」、
といった言葉が満ち溢れている。

市中のみならず、ネット上も同じ。
ようするに、価格が問題なようだ。

高級ブランド品をお得にゲット!
ミシュラン掲載レストランをお値打ち価格で!

やめてくれってば。

そりゃ、私だって欲しいものはある。
フェラーリとか、フェラーリとか。

あと、ランボルギーニとかマクラーレンとか。
でも、買わない。

敢えて言う。
買わない。

私が拙宅のガレージにフェラーリを持つ、
そこまでは、なんとかなるだろう、中古もあるし。

でも、フェラーリはそんな車じゃない。
それがわかっているから。

もし仮に、仮にだが、
私がフェラーリを持ったとする。

ジャージ上下で量販店をうろうろする人たちが、
フランスの高級ブランドを持つのと何ら変わらない。



買えるから、買う。
それでいいのか。

一点豪華主義というと、聞こえはいいが、
売春を援助交際と言い換えているのと同じ。

高級ブランドを身に着ける人物か、お前は。
身に着けて恥ずかしくない品格を備えているのか。

さらに言うと、
お前は、高級フレンチへ何を着てゆく気だ。

お前の舌は、この味を楽しめる育ち方をしているのか。
あげくに、高級すし店でさび抜きオーダーだ。

勘弁してくれ。



恥ずかしながら告白すると、
某高級ホテルのビュッフェに行ったことがある。

大阪で有名なそのホテルのランチバイキングが、
「お得」な価格で食べられる、というから、つい。

結果、目の前で焼かれるステーキと、
サーヴァーから注がれる冷えたビールの往復。

誤解を恐れないでいうと、料理は学校給食並。
ワインに至っては、暴れだしたくなる。

恥ずかしくないのか、某ホテル。
いや、違う。

そこへ出かけた自分が情けない。
ただただ、恥ずかしい。

もちろん、それなりに楽しんだ。
客層もそれほどひどくなかった。

なにより、混雑するホールで、
スタッフの対応はよかった。

でも、こんなところへ来ちゃだめですよ、
と言われてる気もした。



何度か目の学習をした。
価格には意味がある。
by hirorin330 | 2017-07-09 11:32 | 日常 | Comments(0)