Comtes de Champagne / Taittinger 1993
アートボトルの「テタンジェコレクション」ではなく、「シャンパーニュ伯」の1993年。
12年ものということで、熟成感もさすがだが、それにまったく嫌味がないのがすごい。
上品なふくよかさが、実にバランスよく全体をまとめ上げている。
そんなシャンパーニュにふさわしくないネタなのだが、実は今朝、ボトルを嗅いでみて驚いた。しまった、残してしまったか、と慌ててボトルを透かしてしまった。
空き瓶がそれほどまでに香り高かったのだ。
熟成感もありながら爽やかな酸味も感じられ、全てが上品でマイルド、しかも芳醇。
今、こんなシャンパーニュを空けてしまったら、
カウントダウンや新年に何を開けようか、悩ましいではないか。
形状も堂々たる風格のボトル。
残念ながら抜栓前の画像がない。