FF-XII 攻略 完了
4月10日に最初の中間報告を記事にしてから約5ヶ月。
計約6ヶ月にしてついに完了した。
正直なところ、ここまでレベルを上げているとラスボスでも苦労はなかった。
お約束どおり2枚腰、3枚腰で粘りを見せはしたが、わがパーティーのテキではない。
やり遂げた後の一種の虚無感はいつもの通りだが、今回は少し違った。
ストーリーが妙に人間臭く生々しいのだ。
父と子の葛藤と克服、兄弟・姉妹愛、友情、それぞれのキャラに重要な役割があった。
まあ、それはRPGの世界ではいつものことではある。
が、なんだかこのFF-XIIは違う。
特に「兄弟・姉妹」が濃いのだ。
少年主人公は亡き兄の幻影を追い、
物語の核となる王女をめぐり兄弟は敵味方に分かれた。
憧れである姉を理解し超えようとする妹。
伝統を守る姉と改革と自由を求める妹。
エンディングムービーでそれらは再確認された。
いいなあ。私は一人っ子。
私はもう父を越えたかもしれないが、
超えたら超えたでむなしさもある。
映画のエンディングクレジットもどこか寂しく眺めることが多いが、
FF-XIIはいままでのエンディングより少しだけ寂しかった。
終わったんだなあ。