同窓会
母校の中学部の同窓会に出席した。
学院の創立は、今年117周年になるが、新制中学移行からは、60周年。
少し古い学校なら、今年は、そこらじゅうで60周年だろう。
新卒51回生まで、総勢1200余名が大阪国際会議場に集った。
1学年180名前後だから出席率は、十数パーセントといったところか。
当然、高齢学年ほど出席率はいいのだが(冥土土産)、わが学年は、約26%。
返事をよこした同窓の、実に60%が出席した。(東京や九州からも。)
棺桶が近い学年でもないのに、良くぞ集まった、わが精鋭たちよ。
(ケーブルTVで『風雲タケシ城』の再放送を見てしまった。)
だが、逆に言うと、過半数は、返事もよこさなかったことになるが、
ここらが、代表幹事の限界か。(すんません、私です。)
入学時187名の同期のうち、留学や留年で異動があるが、188名が、わが学年。
そのうちすでに昇天した仲間が6人。行方不明が、10名。
にしても、1200人超のオッサンの集団は、大迫力。
食前感謝の祈りにしても「アーメン」で、ホールが揺れる。
あ。
ウチは、ミッションスクール。
感心したのが、ビール。各方面で活躍するOBに対する配慮だろう、
アサヒ、キリン、サッポロ、サントリー(50音順)が、同数並んでいた。
さすがにワインは、各社、というわけにも行かなかったようだが、
赤も白もまずまずのものが並んだ。(蒸留酒系は、未確認。)
ただ、私としては、手放しで喜べないこともある。
あと10年ほどで、この席に、女性が参加するのだ。
意外に知られていないが、系列で共学の小学校が新設される。
彼らが中学部に進学するとき、男子校の伝統は終わる。
そのとき私は、代表幹事をやめると宣言している。
こと、この問題に関しては、私は、保守派だ。(セクハラ発言しそうだし。)
英国のパブリックスクールにしても性別別校ではないか。
男子校って、いいんだぞ。面白いんだぞ。(ちょっと臭くて、野蛮だけど。)
2時半から受付が始まって、懇親会が終わったのが8時前。
4次会まで飲んで、時計を見たら、翌、2時半。
一番長く一緒に居たヤツとは、12時間も居たことになる。
いいオヤジたちが喋り通しで、われながら、あきれる。
大きな声ではいえないが、出会って30年以上になる旧友たち。
5人いらした担任団もご存命はお二人になった。
これ以上、メンバーが欠けないうちに、もっと大勢で集まろう。
そう誓いあって、別れた。
いい夜だった。