上善如水 (じょうぜんみずのごとし) / 新潟・白瀧酒造

よく行くコンビニにいつもある純米吟醸酒。
新潟県南魚沼の酒造会社、白瀧酒造

ちなみに、「上善如水」は、老子の言葉だが、
そういう生き方はムツカシイ。

と、先日、新顔を見つけた。
「濃い目」なのだそうだ。
上善如水 (じょうぜんみずのごとし) / 新潟・白瀧酒造_a0022024_17405989.jpg


そんなところにも秋を感じる。
で、飲んだ。

なるほど、かなり濃厚。
美味。

秋が深まり、やがて冬が来る。
日本酒も濃いのが嬉しい季節がやってくる。

ワインも赤の比率が増え、
ジビエにフルボディーの季節が近い。

だから、と言うわけでもないのだが、
私は、実は、冬が好き。

冬枯れの木立にデューラーの銅版画を思わせる精緻な美を感じ、
凛とした冷たい空気に身の引き締まる思いがする冬が好き。

醜いもの見苦しいものをすべて覆い隠す銀世界に憧れ、
澄み切った夜空のきらめく星に宇宙を感じる。

キンと冷えた泡に続く赤ワインに恋焦がれる季節。
あ。結局、そこに戻ってきてしまったか。