07年 アドヴェントカレンダー 第17日
雪の結晶。
雪国の人には叱られるかもしれないが、憧れる。
六角形の、いわゆる「雪印」の結晶を自分で観察したい。
冬が来るたびにそう思う。
雪が降れば、いつでも観察できるように、
プレパラートを冷凍室で冷やしたこともある。
もちろん、庫内の水分が霜となってプレパラートに付着する。
まあ、それはそれで面白かったが。
そもそも六甲山麓は、寒いといっても知れていて、雪が降らない。
降っても厚ぼったく水分を多く含んだ雪。
降雪と休日が重なったある日、庭に出てネイチャースコープを夢中で覗いていたら、
きっちり風邪をひいた。酔狂の極み。
でも、今年も空に雪が舞うとワクワクする。
今回は、熱い紅茶も用意しなきゃ。ブランディーをたっぷり入れて。
いや、甘めのグリューワインをがいいかな。
どっちが目的なんだか。