最近のDVDから(2008年3月)

○善き人のためのソナタ
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原題は"Das Leben der Anderen"
他人の人生、或いは生活、とでも訳せるか。

旧東ドイツの盗聴係官と盗聴される芸術家が二本の軸になる悲劇。
社会主義を信じるが故の苦悩と良心の葛藤が印象的。

○トンネル
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思い出して久しぶりに見た。同様に東西冷戦化の東独が舞台の実話。
こちらは、社会主義権力側との対決が基本。

○エリザベス
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今年騒がれた映画の前の時代の物語。ヘンリー8世の庶子、エリザベスが、
断頭台送りになりかねない苦難の時代から、女王として自立するまで。

○わが命つきるとも
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で、思い出した、ヘンリー8世とトマス・モアの物語がこれ。
私は、ヘンリー8世が好きだから、この映画は、あまり楽しめない。

○戦場のアリア
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原題は"JOYEUX NOEL" フランス語で「メリークリスマス」。
第一次世界大戦が舞台の史実に基づく物語。

戦争にかすかにせよロマンと正義があった最後の時代の美しく哀しい物語。
それ以降の戦争は、全て人種・宗教・イデオロギーに支配された殲滅戦。

○es (エス)
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で、思い出したのが、これ。エスは、英語の"it"。
原題は"Das Experiment" つまり、実験。

とある、実際にあった心理実験が元になった映画。
生物としての人間が、根源的にもつ暴力性を暴いている。恐ろしい。

○300
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子供の頃『スパルタ総攻撃』という映画を見て感動した記憶がある。
それと比べるのもどうかと思うが、同じ史実を扱いながら、ずいぶん違う。

その映画も原題は、"300 Spartans" というから、リメイクだと思ったが、
そうではなく、元になったアメコミのような作品があるらしい。

とにかく映像は凄かった。それは、確か。
でも、『スパルタ総攻撃』もまた見たくなった。ノスタルジーか。

○舞子Haaaan!!!
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神戸系関西人が隣人としての京都にもつイメージといささかかけ離れている。
それに微妙な違和感を覚えたし、登場人物の不自然な関西弁も気になる。

にしても、激しく笑った。
笑える映画は、やはり、いい。
by hirorin330 | 2008-03-10 19:32 | 映画・DVD