食材図典 I ~ III (小学館)
英語の名前が洒落ている。
"FOOD'S FOOD"
生鮮食品のI巻は、初版をボロボロにして、新版に買い換えた。
II巻は、ハム・ソーセージなど加工食材の図典。
ちなみに、チーズ専門ならこれ。
柴田書店の『フロマージュ』(磯川まどか著)
そして、この3月にでたIII巻は、地産食材篇。
これは、面白い。
たとえば醤油。
基本は日本全国濃い口しょうゆだが、地域差が面白い。
薄口醤油を30%も醸造しているのが、近畿地方。
全国平均の3倍以上。料理の影響だろう。
そのほかにも、漬物消費が多い都道府県、(京都)
饅頭の消費金額が多い県(鳥取)など、眺めているだけで楽しい。
そのほか、近畿地方は、全国平均よりかなり多くの牛肉を食べるが、
豚肉は、全国平均に及ばなかったりする。西牛東豚。
東のマグロ(赤味)西のタイ(白身)も顕著。
麺類消費1位は意外にも秋田で2位は香川。どちらもうどんだ。
と、こんな感じで、「食い気発見」の連続。
しばらく、退屈しないですみそうだ。