まぜそば / 明星

自慢じゃないが、検診結果が想定内だったので、強気。
それも、かなりの。

数字にビクビクして生きながらえて、長寿を許されて、
そんな人生に意味があるのか、といったところ。

で、一時自粛気味だったカップ麺にもまた手を出した。
それでも一応「ノンフライ」にこだわるところが小市民的だが。

蓋に"From Tokyo"とあるから関東では旧聞に類する食べ物かもしれない。
話だけ聞いていて、なんとなく気になっていたが、やっと見つけた。
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まぜそば。
スープのないラーメンらしいが、固有名詞でもなさそう。

ふむ。
一言で言うと、昔からある「和え麺」。

震災前だが、神戸・南京街の小さな会員制中国料理店で食べた。
トイレで某有名作家と遭遇して、サインをねだりそうになった思い出がある。

懐かしく食べた。
美味かった。

が、だ。
意外な落とし穴。

まず、カロリー。
「濃厚」をウリにする豚骨醤油ラーメンより高かった。

たしかに茹でたパスタは、間髪いれず、オリーブオイルやソースを絡める。
でないと、「パスタ祭」だ。

あ。
「お祭」は釣り用語で、釣り糸がこんがらがること。

このまぜそばも湯きりしたあとにまぜる「ソース」に油が多いようだ。
いや、美味いんだが。

次に味。
トッピングにローストガーリックがたっぷり。

いや、美味いんだが、強烈。
食後、野菜ジュースとミルクコーヒーを飲んで、二回歯磨きした。

麺類のスープは、残さず飲み干すのが信条の私。
スープがない麺類は、低カロリー、低塩分だと錯覚していた。

麺をまとめるのに使う油、スープに頼らないしっかり目の味付け。
ともになかなかの曲者でもあった。

汁飲み、ここらでは、ツユ・出汁・スープ好きを意味するが、
汁飲みを自認する私には、寂しいかとも思ったが、それほどでもない。

これから色んな味付けのまぜめんが出てくるのだろうか。
また、楽しみが増えたかも。
by hirorin330 | 2008-05-01 16:42 | 日常