京の吹き寄せ / 小倉山荘 (長岡京)
「吹き寄せ」の白眉ではないかと思っている。
いや、ホント。
実は、子供のころ、「吹き寄せ」は、苦手だった。
妙に甘いのがかなりの頻度で入っているし。
甘いのを避けて好物を選っていると祖父の叱責が飛んだものだ。
が、だ。
長岡京・小倉山荘のは、美味しい。
そもそも、あられ、おかきの種類の多さは、他の追随を許さない。
しかも、味のバランス的にも、甘系もべったりと甘いのではなく、
ランダムに食べると、その甘みも、ちょうどいいアクセントになる。
これが、「吹き寄せ」の楽しみだろう。
が、いいことばかりでもない。
ついつい、手が出て、結局、完食してしまう。
途中でおく、コツのようなものでもないものだろうか。