くえ・クエ・九絵

くえ・クエ・九絵。
チョコボール、ではない。

いや、失礼。つい。
正式には、九絵と書くそうだ。

西国でアラとも呼ぶ大型のさかな。
美味なうえ、漁獲量が少なく、幻の魚、とも言われる。

噂だけでは納得できない。
ということで、九絵尽くしを食べてきた。

大阪市営地下鉄・四つ橋線・肥後橋の駅から徒歩数分。
何気ない街中に、ズラリと黒塗りのクルマが待機している。

看板もひっそりと出ているが、
むしろ黒塗りの車列が目印かも。

隠れ家のようでもあり、接待向きでもある、
そんな感じか。

米軍を迎え撃つベトコンの秘密基地のように、
「部屋」はいくつもあって、全体像は、不明。

ご主人の解説が一つの売りなのか、
ちょっとしたワンマンショウ。

天然のクエが釣れないから言うて、アブラボウズとか、
養殖物を天然のクエや言うて、出す店も増えましてん。

この前も、お客さんに、お前んとこは養殖ちゃうねんな、
なんて言われますから、答えましてん。

ウチは、和食屋です。
ようしょく(洋食&養殖)は、だしまへん。

朝青龍も大阪場所んときは、来てくれはるんですけど、
今、たたかれてはりますなあ。

礼儀や仁義がなってない、
とか言うて。

そら、しゃあないですわ、モンゴルの人だけに。
ジンギ(仁義)スカン(好かん)。

はやくも満腹の気配。
食わしてほしい。暴れそうだ。

が、続いて、酒の講釈。
ズラリと並べられたのは、7本すべて『越乃寒梅』。

標準装備が『越乃寒梅』とは、、さすが、接待・隠れ家の店。
それらを入手難易度の順に紹介してくれた。

私としては、純米の無垢か金無垢が飲みたかったが、
希少価値から「超特選・大吟醸」を多数決でチョイス。

で、九絵のお味は、というと。
美味い。

まず、何と言っても「薄造り」
画像は、6人前だが、大人げない争いも勃発。


そして、鍋。
基本は、白身の魚チリ鍋だが、一切れの肉が大きい。

敢えて例えるならば、
「骨もなく頬張る、てっちり」といった感じ。

コースでは、寒ブリの刺身やカマ焼の粕汁など、
冬らしい料理も並んだ。

特筆すべきは、セミエビの塩ゆで。
大型の海老の中で一番美味いといわれる。

シンプルな料理で素材の味を堪能した。
これも、「頬張るクルマ海老」みたい。

九絵鍋のトドメは、腹身のしゃぶしゃぶ。
刺身でいける脂の乗った身をかるく湯にくぐらせていただく。


食通の友人によると、本当は、九絵は夏が美味とか。
発汗駄洒落地獄覚悟で行ってみるか。

くえ・クエ・九絵。
ごちそうさまでした。

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by hirorin330 | 2009-01-30 17:43 | 美食 | Trackback | Comments(4)
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Commented by canna at 2009-01-30 20:26 x
Nちゃんのサイトでもみた・・・クエ・・・食え・・・食わせろ!(笑
Commented by haluka1100 at 2009-01-31 00:03
ようこそ私の職場へ!!

休みでしたけどね。
アラか~寒梅も進みますね~
でもダジャレは食べたくないな・・・
Commented by hirorin330 at 2009-01-31 17:29
canna さま
魚は北国の方が美味しいんでしょうか?
色鮮やかな魚の鍋料理って、あんまり聞きませんよね。
Commented by hirorin330 at 2009-01-31 17:39
haluka1100 さま
西梅田と十三はいつつながるのでしょう。
阪急で九絵を食いに行ける日が来るのかな?w

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