鉄板DINING 十一(といち)/兵庫・伊丹
『十一』という店名の由来を。
灘では、『十一』といえば、奈良漬けの老舗だし、
古い高利貸しの世界では、十日で一割、という高利を言う。
で、鉄板DINING『十一』。
最近気になる、兵庫県伊丹市のJR-阪急間にある。
有名ホテル出身のシェフが、
目の前で調理しているのを見ているだけで楽しい。
オードブルのゼリー寄せには、
黄色いものがたっぷり。
マスタードかと思ったら、
レンズ豆のソース。
アボカドの冷製スープ。
凛としたカニ爪が、また美味。
フォアグラの下には、ソテーされたリンゴも。
野菜も美味かった。
車海老と鱧の冷製。
添えられたラタトゥイユが、ばっちり。
鮑とその胆。
説明不要。
サラダ。
珍しくて不思議な食材が並ぶ。
但馬牛のステーキ。
いつか、肉だけ1kg食ってやる。
デザート
実は、心残りがある。
私たちのコースには、ガーリックライスが付かなかったのだ。
いや、白いご飯もおみそ汁も十二分に美味かった。
が、だ。
やはり、ガーリックライスが心残りだ。
目の前で美味そうに仕上がっていくのを見ていたし。
で、だ。
食い意地の張った私は、再訪を誓ったのだった。