ポケモンぐるぐるアドベンチャー / 鉄分の原点


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考えてみると、私の場合、
物心つく前から鉄道には親しんだようだ。

まだ歩けない私を連れて散歩に出かけた祖父は、
乳母車を公園よりは、駅や踏切に運んだようだ。

プラレール以前の玩具で懐かしいのは、
ぜんまい仕掛けのブリキの電車。

線路は絵で、大きくもないボードにガイドが出ていて、
それに沿って、小さな電車が縦に横に走る玩具。

電車本体にガイドをひらうバーがついていて、
左方向に曲がるときは左のバーが、
右に曲がるガイドは、右のバーがガイドをひらった。

後に、壊れた電車を分解して驚いたのは、
ブリキのボディーは、石油缶の再利用だったりしたこと。

いずれにせよ、敷かれたレールやガイドの通り、
忠実に走る鉄道玩具がいとおしかった。

長じて、自分も親の敷いたレールを走っていると気づき、
鉄道に複雑な思いを抱いた時期もあった。

それでも、先日、食玩にプリミティブな鉄道玩具を見つけ、
ついついゲット。

マップ=線路は、ジグソウパズルになっていて、
コンプリートすると、約30cm四方になる。

前輪がフリーでシングルのガイドホイールで、
マップに掘られた溝をなぞりながら走る。

テーマパークの子供向け鉄道のようでもあり、
それなりに楽しめる。

ただ、私の記憶するぜんまい仕掛けの電車と違い、
同じぜんまい動力でもスピードが速い。

当然、すぐに力尽きて止まる。
また、よく「脱線」して暴走することも多い。

ギア比を考えてほしいところだが、
今の子供たちは、こちらを選ぶのかもしれない。

ジグソウパズルとして、「鉄道」玩具として、
ストラクチャーもついて、4度美味しい食頑だ。
by hirorin330 | 2009-06-12 18:17 | 趣味