2017年 07月 30日 ( 1 )

AIがプロ棋士たちに勝つ時代になった。
まだまだ強く、賢くなるだろう。

では、その先には何があるのか。
シドニアの騎士』で思い出した。
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『攻殻機動隊』の登場キャラ、『タチコマ』。
AI自らが判断する「思考戦車」という位置づけ。

シリーズを通して、AIの思考が発展し、
「意識」を持つのでは、というテーマがある。

警察組織の命令系統にあって、
それはプログラム通りなのかもしれない。

しかし、ストーリーの後半では、
そこに「自己犠牲」や「愛」が見え隠れする。

そこでは、「ゴースト(魂)」という言葉で、
「自我」や「心」にあたる概念が語られる。

で、『シドニアの騎士』だ。
未知の生命体に捕食された星白閑(ほしじろしずか)。

ところが生命体、エナ(胞衣)は閑をコピーした。
そこに閑の記憶や意識は再現されるのか。

12話まででは、それは、否定されている。
しかし、どうだろうか。

捕食したものの遺伝子を再現できるという設定なら、
意識や自我の再現の可能性も否定できないのではないか。

AIが知識や情報を並列化したさきに何があるのか。
そこに「自我」が生まれるのか。

『2001年宇宙の旅』『ターミネーター』など、
自我が「生まれる」という仮定のSFはおおむね悲劇だ。

しかし、明るい未来が期待できないことこそ悲しい。
AIともうまく付き合っていきたいものだ。

とりあえず、私の老後の介護とか。
よろしくね。