カテゴリ:映画・DVD( 52 )

a0022024_21591178.jpg


倅1号が、強く推したアニメ、
『サマーウォーズ』

そのテーマ曲が山下達郎だった。
やはり、高気圧ミュージシャンなのか。

で、先日、伯母がなくなった。
母の姉、大正生まれで91歳の誕生日に。

ちなみに、母は72歳で亡くなったが、
祖母は105歳、曾祖母も90歳の長命だった。

小さな家族葬だったが、
親戚一同が集まる機会は珍しい。

大家族でもないが、3世代集まると、
さすがにそれなりの人数にもなる。

倅が言うに、サマーウォーズのような大家族って、
結構いいなと思ったけど、ウチもそうだったんだ。

ふと、思った。私は、
親戚一同をつなぐような老い方ができるだろうか。

まだまだ洟垂れだが、
人生の目標が、一つできたような気がする。
この作品は、
誰に向けられているのだろう。

全7枚のDVDを見終え、
さらに見直している。

20年前、断片的に見たとき直感した、
只者ではない感じは、間違っていなかった。

ロボットアニメでもアクションものでも、
SFですら、ないかもしれない。

では、なにか。

a0022024_12302487.jpg


この、愛らしく、
いたいけな少女に騙されてはいけない。

回を重ねるごとに、
深く、重く、残酷に、心に響く。

子供たちの自立と再生の物語でもあるが、
生命論か、記号論か。

いや、どれも、すべてではない。
一番近いのは、哲学だ。

とんでもない作品に出会ってしまった。




私の精神も、

しばらく、

沈潜することになるだろう。
a0022024_2025063.jpg


いまさらだが、エヴァンゲリオン。
だって、舞台は、2015年だし。

いや、そういうわけでもない。
ずっと気にはなっていたのだ。

汎用人型決戦兵器、などという、
旧帝国陸軍もびっくりな呼称。

しかし、その外観は、鉄人28号から始まる、
日本のロボットアニメのどれとも似ていない。

洗練されているのだ。
操縦方法もユニーク。

鉄人28号やジャイアントロボのように
操縦器を使った、リモコン式ではない。

マジンガーZやガンダムに見られる、
合体型とも少し似ているが、違う。

さらに、登場人物が、妙に魅力的。
ミステリアスあり、ヘタレありの中学2年生。

一人の少女などは、ドイツ語を話す。
カタカナ発音ではあったが、驚いた。

脇を固める大人たちもまた個性的。
いや、なんといっても世界観が画期的。

セカンドインパクト、使徒、第3新東京市、
ストーリーについていくのが大変。

活躍する組織がNerv(ネルフ:神経)、
Seele(ゼーレ:魂)と、ドイツ語なのも気になる。

そう、興味はしっかりあったのだが、
断片的に見てもよくわからない。

なぜ、夢中になれなかったかは、明白。
震災の年、オウム事件の年だったから。

破壊される都市は、見たくなかったし、
中学生が苦しむストーリーも辛かった。

それでも、印象には残り続けていた。
いつかちゃんと見たいと思っていた。

時は満ちたが財布は満ちなかったある日、
ネットで格安の海外逆輸入版を発見した。

吹き替え、字幕が、解説が、フランス語。
オリジナルの日本語音声はあるようだ。

コンパクトなケースに収められているが、
どうしてこれで、DVD7枚セット。

どうやら、初代テレビ放映版全作らしい。
ありがたやありがたや。

こうして、夜更かしの元が、また一つ。
「周回遅れ」にもほどがある、自分だ。
a0022024_2025063.jpg


いまさらだが、エヴァンゲリオン。
だって、舞台は、2015年だし。

いや、そういうわけでもない。
ずっと気にはなっていたのだ。

汎用人型決戦兵器、などという、
旧帝国陸軍もびっくりな呼称。

しかし、その外観は、鉄人28号から始まる、
日本のロボットアニメのどれとも似ていない。

洗練されているのだ。
操縦方法もユニーク。

鉄人28号やジャイアントロボのように
操縦器を使った、リモコン式ではない。

マジンガーZやガンダムに見られる、
合体型とも少し似ているが、違う。

さらに、登場人物が、妙に魅力的。
ミステリアスあり、ヘタレありの中学2年生。

一人の少女などは、ドイツ語を話す。
カタカナ発音ではあったが、驚いた。

脇を固める大人たちもまた個性的。
いや、なんといっても世界観が画期的。

セカンドインパクト、使徒、第3新東京市、
ストーリーについていくのが大変。

活躍する組織がNerv(ネルフ:神経)、
Seele(ゼーレ:魂)と、ドイツ語なのも気になる。

そう、興味はしっかりあったのだが、
断片的に見てもよくわからない。

なぜ、夢中になれなかったかは、明白。
震災の年、オウム事件の年だったから。

破壊される都市は、見たくなかったし、
中学生が苦しむストーリーも辛かった。

それでも、印象には残り続けていた。
いつかちゃんと見たいと思っていた。

時は満ちたが財布は満ちなかったある日、
ネットで格安の海外逆輸入版を発見した。

吹き替え、字幕が、解説が、フランス語。
オリジナルの日本語音声はあるようだ。

コンパクトなケースに収められているが、
どうしてこれで、DVD7枚セット。

どうやら、初代テレビ放映版全作らしい。
ありがたやありがたや。

こうして、夜更かしの元が、また一つ。
「周回遅れ」にもほどがある、自分だ。
a0022024_18235439.jpg

違うのだという。
2003年の作品とは。

なんだかおかしいな、と思いつつ、
深夜のケーブルテレビを見ていた。

それは、とんでもない企画で、
朝まで、ぶっ通しで放送される。

名づけて、サタデーナイトフィーバー。
ジョン・トラボルタか、っつうの。

で、昨夜は、最終週。
ストーリーも完結に向かう。

前作は、雑誌の連載も終わらぬうちに始まり、
独自のストーリーも多かった。

それはそれでいいのだが、
やはり、原作に近いものも見たい。

と思っていたので、つい。
発端はこうである。

日付が変わっても、居間から出ない娘と末っ子。
我が家に1台しかないテレビを見ている。

なんだ、『ハガレン』か、DVD、あるやん。
ウチのは、前の作品、これは違うよ。

え。
まじか。

重厚なストーリーは、前作以上かもしれないし、
エンディングも無理なく納得できる。

主人公の二人の少年は、変わらずまっすぐで、
彼らを取り巻く大人たちも、存在感がある。

a0022024_18242388.jpg


そのまま、朝を迎えてしまった。
仕事なのに、いや、後悔はない。

ただ。
ただ、ちょっと眠いだけ。
a0022024_1774823.jpg


オルガンの掃除をしていたら、見つけた。
パイプの影に色あせたような、小さな箱。

1/24 second
HOWL’S MOVING CASTLE

『ハウルの動く城』か。
が、中身を見るまで忘れていた。

a0022024_1781285.jpg


映画フィルムの一こまを封印した、
たしかDVDのオマケ。

ヒロイン、ソフィーと
火の悪魔カルシファーが居る。

a0022024_1782739.jpg


ルーペでよく見ると、かまどの前の、
ワインボトルのラベルも読める。

フィルムを封印したキューブには、
2004年、とある。

そうか、あれから10年も経つのか。
突然、胸騒ぎがした。

10年前、宮崎駿は、いったい。
あわてて、調べて、驚いた。

私の二周りほど年長になる、監督。
当時、いまの私より年長だった。

私と同い年で公開された監督作品が、
『もののけ姫』

『千と千尋の神隠し』は、
宮崎監督、還暦の作品。

オルガンを弾きながら感じた、
感傷的な気分は、たちまち消え去った。

人生、まだ、守りに入っちゃ、いかん。
何を疲れているのだ、自分、情けない。

箱の解説には、こうあった。

1秒24こまで描かれたフィルムは、
119分の『ハウル』で7140秒、
×24=171360こま。

この数字が、多いか少ないか。
人生の密度が問われるのかも。

「人生の一こま」とは、よく言われるが、
寿命を仮に80年として、その「作品」は、
約600億こまになるという。

このフィルムとの再会も運命か。
ということで、まだまだ攻めるぞ。

なんとも単純な自分。
われながらかわいいヤツだ。
a0022024_17292788.jpg


『ハンナ(HANNA)』
いつもは、登場俳優のほかの役柄に目が向くのだが、ヒロインは、若干二十歳のアイルランド系女優・シアーシャ・ローナンということで、雑念が沸き起こらず、良かった。ただ、発音は、「ハナ」だと思う。

もう一人のヒロイン(ヒール)、堂々たるCIAエージェント役は、エリザベスI世やエルフの女王・ガラドリエルのケイト・ブランシェットで、イメージギャップがなく、これも違和感がなかった。

ストーリーは、『ニキータ』と『逃亡者』を合わせたような展開で、一見いたいけな少女が、砂漠で都会で大活躍、といったところ。

後から気づいたのだが、冷酷なヒットマンを演じていたのが、トム・ホランダー。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのベケット卿だった。

その『パイレーツ』シリーズの制作費が、1作、だいたい3億ドル超なのに対し、『ハンナ』は、3000万ドル。ケタ違いなのだが、1/10の面白さしかないかというともちろんそんなことはない。

クールな美少女は、見ているだけで楽しい。


a0022024_1729458.jpg


『天才執事ジーヴス』
先にコミックを記事にしたが、なんと、DVDも出ていた。ただし、本国からざっと10年遅れ。いろいろと大人の事情がありそうだ。

時代考証もよく考えられてた、見ているだけでも楽しくなる、たぶんTVシリーズ。もっとも、イギリスでは、建造物はもちろん、クルマも鉄道も古いものを大切に維持、保存しているので、特に苦労もないかもしれない。

ジーヴス役のスティーヴン・フライは、よく知らない俳優だが、飄々といい味を出している。彼が仕える気のいい若様、ウースター役の、ヒュー・ローリーとは、ケンブリッジ時代からの旧友らしい。

そう、ヒュー・ローリー。彼がウースターを演じているから、このDVDを買ったようなもの。『101』でも小悪党を好演していたが、なんといってもTVシリーズ『ドクター・ハウス』の主役にして悪役でもある医師、グレゴリー・ハウスの役者でもある。

『ジーヴス』シリーズは、コミックスもこのTVシリーズもとてもよくできていて、映像的に満足してしまって、なかなか原作に手が伸びない。

今回の2作は、買って、手元に置くほどでもないかもしれないが、機会があれば、レンタルくらいはおすすめしたいと思う。
a0022024_16535181.jpg


ケーブルテレビの映画サーフィン、
深夜、寝る前の楽しみ。

日本映画チャンネルか、
彼が主役か、いったい誰だ。

数分も見ただろうか、
ただちに、消した。

PCの前に座り、アマゾンで発注。
最初からじっくり見たいと思った。

『舟を編む』
話題となったベストセラーの映画化。

原作は読んでいない。
これから、読もうと思う。

淡々と流れる時間の中で、
不器用だが誠実な若者が、辞書を編む。

言ってみればそれだけの話し。
しかし、その時間のなんと濃密なこと。

主人公周辺の人物が、皆、とてもいい。
それに、猫がいい、料理がいい。

で、主役は誰かと思ったら、松田龍平。
今日、31歳になったね。おめでとう。
a0022024_1803555.jpg


政治、宗教、スポーツの話題は、
拙ブログでは、基本、取りあげない。

アメフトと阪急ブレーブスは、
まあ、その、例外ということで。

で、『神々と男たち』。
修道士を描いたフランス映画。

思い切り、宗教ネタ。
舞台がアルジェリアなので政治も絡む。

1999年、実際に起こった、
悲劇的な事件から生まれた映画。

修道士たちの淡々とした、
現地の異教徒とも調和のとれた、
穏やかで平和な日常から映画は始まる。

結局、タイトルが、
すべてを物語っているのかもしれない。

共にユダヤ教起源の一神教で、
同じ神をあがめているはずの、
カトリックとイスラーム。

しかし、タイトルの「神」は複数系。
やりきれない。

全編を通して、折々に歌われる、
聖歌が清楚で美しい。


感想を語り合いたい、
久しぶりにそう思った。
a0022024_18105289.jpg


ケーブルTVでデータを見たとき、
最初の印象は、単数形だ、だった。

『REDS(レッズ)』の印象は、
とにかく、やたら強かったから。

ロシア革命を舞台にした、
それは重厚な映画だった。

今から見るには重いなあ、
と一人深夜につぶやいた。

が、よく見ると、単数形だし、
主役は、ブルース・ウィリス。

こちらのREDは、
Retired Extremely Dangerous。

引退した超危険人物、
という意味のスラングらしい。

なら、ちょっと見てみるか、
と、見始めて大いに驚いた。

B級というのは失礼だが、
大作でもないのにキャストが豪華。

そういう手法も承知しているが、
それだけではないとも思う。

主人公、フランク・モーゼス
ブルース・ウィリス

その元上司、ジョー・マシスン
モーガン・フリーマン

元同僚、マーヴィン・ボッグス
ジョン・マルコヴィッチ

ここまでの3人でも凄いのだが、
まだまだ、豪華キャストが続く。

元先輩、ヴィクトリアは、ヘレン・ミレン
『The Queen』の主役、エリザベスII世。

ガールフレンド、サラ、M.L.パーカーは、
『レッドドラゴン』では、主役の妻。

現役エージェント、クーパーは、
カール・アーバン。

誰かというと、驚くなかれ、
『ロード・オブ・ザ・リング』のエオメル。

驚くほど印象が変わったが、
なんの格好いいのだ、彼が。

旧ソ連のエージェント、シモノフ、
悪役の常連ブライアン・コックス。

事件の黒幕、アレクサンダーは、
リチャード・ドレイファス。

『未知との遭遇』の
dmcCg(レ・ミ・ド・ド・ソ)が懐かしい。

CIA資料保管庫の番人が、
アーネスト・ボーグナイン。

存命だったことにも驚くが、
撮影時93歳というではないか。

残念ながら、昨年亡くなって、
『RED 2』には登場しないようだ。

と、まあ、そうそうたる配役だが、
ただ、お祭り騒ぎな映画ではない。

芸達者が脇を固めた、
味わい深いB級作品。

あ、やっぱりB級か。
それはともかく、だ。

自分の老後を考えるにつけ、
希望が持てるような作品だった。