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お茶屋さんにお誘いいただいた。
「お茶屋バー」というカテゴリーらしい。

京らしい、風情のある佇まいは、さすが。
一歩足を踏み入れると別世界。

祇園には厳しいルールがいくつもあって、
無粋な田舎者は往生する。

基本的に舞妓さんは、料亭にしか呼べない、
らしい。私には、確かめようもない。

たん熊』、『菊の井』、『吉兆』などの料亭で、
舞妓さんが踊ってくれた宴席の経験はある。

彼女らは、お酒も注いでくれる。
ちょっとした世間話にも付き合ってくれる。

が、基本は、宴席。
親密度は、ほぼない。要らんけど。

で、お手軽に、もっと舞妓さんとお話ししたい、
といった要望に応えてうまれた営業形態らしい。

無粋な私には、居心地がよくなかった。
まず、彼女(舞妓さん)らは食事をしない。

お酌と話し相手だけ。
まず、そこが居心地悪い。

料理は洗練されていておいしいが、
基本的に仕出し、つまり、デリバリー。

契約というかコースにもよるのだろうが、
もちろん時間制。

食事のあとは部屋を変えて、
カラオケもあるバーカウンターへ移動。

カラオケバーなどではなく、上品で、
高級なしつらえはさすが。

もちろん舞妓さんも付き合ってくれる。
が、私はここで退散。

せっかくだったが、翌日、早かったし。
カラオケ苦手だし。

北新地のクラブより優雅でリーズナブル、
と、お誘いいただいたのだが、私にはブタに真珠。

私もいつの日か、
こういう美意識になじめるようになるのだろうか。


否定的。

















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イギリスの名優、ケネス・ブラナーが監督した、
1991年のアメリカ映画。

ざっくりいうと、時空を超えた、
ロマンティックサスペンス。

監督自らが主演も務め、
ヒロインもイギリスの名優、エマ・トンプソンが演じる。

苦手な分野だったが、ストーリーに破たんもなく、
どんでん返しも伏線もお見事だった。

楽しめた。ただ、なあ。
あの作品の印象が強すぎて。

つまりは、あの作品のキャスティングが、
あまりにも素晴らしかったということだろう。

いや、かの『ハリーポッター』シリーズだ。
どうしても、あの登場人物たちが浮かんでしまう。

この作品で時空を超えたロマンスを演じるのは、
ギルデロイ・ロックハートとトレローニ先生。

そういえば、エマ・ワトソンも
もうしばらく引きずるかもしれないな。

彼女もどうしても、ハーマイオニー。
『美女と野獣』は、まだ見てないし。

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JR摂津本山駅から山の手へすぐ。
オシャレな中国料理にお誘いいただいた。

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オジサンは気おくれしそうなほどにオシャレ。
期待に胸が高鳴る。

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前菜

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カニ爪とフカヒレ
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北京ダック
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酢豚
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デザート
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お連れいただいた大先輩のご配慮で、
名菜が並ぶ。

めくるめく時間は瞬く間に過ぎた。

ごちそうさまでした。
大変おいしくいただきました。



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2012年のフランス映画。
原題は、"Popuraire" (タイプライターの機種名。)

諸般の事情で禁欲的な1年を過ごしたため、
映画、DVDも取りつかれたように見ている。

1950年代後半から60年代の
フランスの片田舎が舞台となる。

タイピストとその雇い主が、
タイプの世界大会を目指す。

一言でいえば、「スポ根ラブコメディー」。
いや、楽しくて、しゃれていて、いいなあ。

町並みはもちろん、ファッションも小道具も、
全く手抜きがない。

今や博物館にしかない手動タイプライターを集め、
塗装をし直してまでそろえたという。

要所要所で流れるアンダーソンの音楽もいい。
といっても例の『タイプライター』ではない。



"Forgotten Dreams"だ。
「古き良き」という言葉がとてもよく似合う。

USJではアンダーソンがよく流れていて、
古き良きアメリカの演出に成功している。

この映画でもぴったりとはまる。
世界が幸福だったころの音楽だ。

物語の中で恋に不器用な二人が出会い、
しゃれた言葉のやり取りが重ねられる。

時にはいさかいもあるが、最後には、
めでたく結ばれ、アメリカの友人がきめ台詞。

アメリカ人はビジネスをフランス人には恋を。


勝手にしてくれ。


参考まで『タイプライター』の動画も。


"Leroy Anderson"
http://hirorin330.exblog.jp/2060518/


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いわば、『蜜蜂と遠雷』のエピローグ。
同作のCD8枚組ピアノ全集のおまけ。

お腹いっぱいなほどの天才ネタもフィナーレ。
重要登場人物の家族の秘密が明かされたり。

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3日ほどで一気に読み終え、
CDを聴きながらまた読んだ。

結果的に8枚組はいいアイディアだったし、
おまけのエピローグも楽しめた。

困ったことに、身の程を忘れ、
ピアノが弾きたくなってくる。

ピアノの前に座るなり、
残念な現実に向き合うことになるのだが。