ストレスもなく同じ学校に永くいるとアホになると思う。私は中学から大学院中退まで13年半同じ学校に通っていた。最後は逃げるように留学したが、居心地がよすぎて、気づくのが少し遅かった。

大阪人が時々犯す誤りに、実力差を確認しようともせず、とりあえず東京には反発しておく、という悪癖がある。そして居心地のよい「大阪」に浸るのだが、恥ずかしながら母校の校風にも通じるものがある。東京ではほとんど無名なのに関西ではなぜか評価も高く大きな顔をしている。恥ずかしい。

週末、日本全国どこでもいい。ホテルの結婚式披露宴をのぞいてみて、校歌と讃美歌を臆面もなく大合唱していたらそれは多分私の後輩たちだ。OBの校歌暗記率日本一と噂されている。作詞の北原白秋、作曲の山田耕筰には悪いが、ホテルでバッタリそういう風景に出くわすとやはりちょっと恥ずかしい。

そんな羞恥心と理性に満ちた私だが、夏が終わるとソワソワしだす。インプリンティング(刷り込み)とは恐ろしい。アメリカンフットボールのシーズン到来だ。

思えば30余年前、ルールもろくに知らぬ中学部時代、初めて公式戦を見たときに完全に刷り込まれてしまったようだ。常勝軍団の白と青の雄姿に加え、やはり全国大会で金賞常連の吹奏楽部の演奏、そしてとどめは万単位の同窓生が自分がまだ覚えたばかりの校歌を大合唱するのだ。洗脳といってもいいかもしれない。

武張った刷り込みばかりではない。印象深いのは爺さんたちだ。おそらくは周りの若い後輩たちを意識してのことだろうが、とにかくダンディーなのだ。懐からさりげなく上質感あるフラスコを取り出してウィスキーを飲む姿、タッチダウンのたびに周囲のおそらくは初対面の同窓と静かに握手する姿、そして校歌も応援歌も高らかに歌う姿。全てが絵になっていた。中学生の私があんな爺さんになりたいと思った。

現役と爺さんのほぼ中間点にいて、無批判な愛校心に鼻白む思いの私だが、機会を見つけてはスクールリングをはめたりする。やはりインプリンティングは恐ろしい。

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一般人が日常するには勇気のいるリング。


インプリンティング ふたたび
ある 刷り込み
イケナイことをしてしまった。昨日、夕食時にもたっぷりワインを楽しんだのに、日付が変わってからワインをさらに1本空けてしまったのだ。だってブルスケッタが美味しかったから。

私は結構マメである。風呂上りにガーリックトーストを焼いたり、タマネギやトマトのみじん切りを刻むことも苦にならない。しかも昨夜は確信犯だった。

夕方、私の職場に電話が3本と来客が1件あった。母校のアメリカンフットボール部が、事実上の決勝戦を30-28の僅差で勝利したからだ。うぅ。感染、否、観戦したかった。

マイナーなスポーツだから試合中継はケーブルTVだけで、地上波の試合録画も放送は深夜。で、それにあわせてイソイソと準備するのだ。

タマネギ、トマト、バジルを刻み、塩少々、黒胡椒をガリゴリ、そこへバルサミコとオリーブオイルをテキトーにたらして出来上がり。バターとにんにくをこすり付けて焼いたバゲットに乗せていただきます。

初めて知ったレシピは赤ワインビネガーを使うようになっていたが、ワインのアテとしては酢が強すぎるので、マイルドなバルサミコを使っている。美味♪

でも、今朝起きるなり体重計に乗った私って小市民?
果物全般なんでも食べるが、リンゴとブドウは好物だ。今年は台風の被害が深刻で関西のスーパーにも傷物のリンゴが並んでいた。リンゴ農家の落胆は想像に余りある。

一人暮らし時代、朝食はリンゴだけで済ませていたことがある。医者を遠ざけるとか、リンゴダイエットとか耳に入ってくるが、単に好きだったから。でも健康だったのも確か。

子供の頃、ディズニーの三匹の子豚の歌を聴いてbig bad wolf♪ を big apple♪と唄っていたそうだ。果物屋の店先でよく祖母がそう言った。高校生の私は閉口した。

おお!そういえばやはりリンゴ好きの祖母は、この年末に100歳になる。いかん。私はそんなに永く生きたくない。もう少し不摂生を重ねなければ。リンゴよりもシードルだな♪

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ブログが楽しくなってマメに書くようになって4週間。読み返してみると、ボヤキが多い。楽しいこと好きなことで埋め尽くすはずだったのに、看板に偽りアリだ。

若い頃は、オトナになったら包容力や忍耐力が身について、清濁併せ呑むような大きな人間になれる、と信じていた。若かったな。

さすがに売られた喧嘩すべてを買い占めるほどではなくなったが、それでもイザ始まったら、相手を完膚なきまでに叩きのめし、逃げ道すら与えない冷酷さはどうにもならない。

今朝も信号待ちのわが愛車の横をこすらんばかりに信号無視で暴走するくわえタバコの自転車に出くわした。こともあろうに我がガレージの入り口前でポイ捨てだ。ったく。

自宅周辺はハイキングコースに近く、何年かごとにハイカーの不始末でボヤをだす。そのせいもあって過敏なのかもしれない。が、不愉快には違いない。

そこで、だ。一気に話は大きくなるが、JTを何とかしたい。とすればどうすればいいだろう?タバコ以外の商品を買って転業を促すのか?不買運動でもして滅亡させるのか?

いい年をしてこんなことに頭を悩ませているのだ。
そろそろ宣言してもいいだろう。2ヶ月で3㌔痩せた。

妙齢の女性ならともかく、カロリーの高い食生活をこよなく愛する中年オヤヂがダイエットの何を語ろうというのかご不審の向きも多いと思う。が、女性のそれが審美的な意味が大きいのに対して中年男性の場合、肥満傾向は不健康そのもの。命がけだ。語らせていただく。

もっとも、ここ数年高めなりに安定していた人間ドックの数字が、ある年齢を境に評価が甘くなると言う経験をした私としては、数字に振り回され、一喜一憂する気はサラサラない。しかし、獲得した単純明快な答えは自信となる。そう、摂取カロリーを減らせばいいのだ。きわめて当たり前でスマン。でも、どうやって?

私は1~2年に1回風邪をひく。ノドがやられ嚥下できないほどに腫れる。今年、夏の終わりにやってしまった。仕事は休めず、スープとジュースだけで5日生きた。体重は見事に落ちた。これだ!名づけて流動食ダイエット!

同様に多少は体重を気にしているらしい友人に報告すると、アメリカではすでにふつ~にあって、しかも歯科矯正器具を応用して物理的に口を開かなくするという荒業だそうだ。近視のレーザー治療といい、さまざまな美容整形といい、人間改造系ではアングロサクソンにはかなわない。

で、私に何が出来るかというと、とにかく食べる量を減らすのだ。ただ、空腹とどう闘うかという問題が残る。そこで再び流動食の登場。昔から言うではないか「茶腹も一時」って。あれ?上方だけかな?まあいい。空腹時のお茶は心強い味方だ。

「立派な脂肪肝ですね~!」脇腹にゼリーを塗りたくられただけでも萎えている私に、超音波スキャナーをグリグリ押し付けながらその医師は実にうれしそうに言った。

フォアグラには目がない私だが、私自身がフォアグラになってしまう気はない。
いざ続けん、流動食、否、茶腹ダイエット!