阪急電鉄甲陽園駅
近寄れなかった、と言うわけでもないが、
久しぶりに甲陽園駅から乗った。
阪急電鉄神戸本線夙川駅で乗り換える支線、
甲陽線の終点駅。
夏の間、何やら工事していたのだが、
あらかた終わったようだ。
以前は、狭いながらも2線あったホームが、
広々とした、単線ホームに改造されていた。
阪急電鉄のHPからいただいた案内図を見ても、
ものの見事にシンプルだ。
乗客は、道路から段差一つなく改札を通り、
そのままホームに到着する、元祖バリアフリー。
ちなみに、9線ある梅田駅の案内図はこちら。
改札口が、2フロアーに分かれている。
1日の乗降客は、約55万7千人の梅田に対して、
甲陽園は、乗車人員だけの数字だが、約6700人。
流れる時間からして違っていそう。
お。
来た来た。
乗客は、甲陽園と夙川の駅では、
運転席と反対側のドアから乗降する。
ワンマン運行なので、
運転士さんは、席を立ってドアを開け閉めする。
その間の、なんともいえずのどかなこと。
駅に着けば、すぐドアが開くと思っていたら、
何とも拍子抜けする間合いだ。
私には、こののんびり加減が大きな魅力。
なぜか、どこか癒される駅である。