SONY カスタマーサビス / 千葉・東金
その液晶が故障しました。
USB直結タイプのウォークマンはすでに製造中止で、
大事にしたいと思っていました。
問い合わせてみると、修理窓口に出向かなくても、
引き取りに来てくれることがわかりました。
それが3月8日。
最短の10日に引き取ってもらい、
15日にSONYから電話がありました。
新品交換で対応したいとのこと。
ただし、メモリーがリセットされるので、
了解していただけますか、との内容でした。
PC内に残っているか、CD音源があるので、
もちろん了解しました。
ありがたい対応だと思いました。
そして先ほど、「新品交換品」が届きました。
今度は化粧箱ではなく小さな箱でした。
その送り状を見てびっくり。
発送地が千葉県東金市、とあるではありませんか。
ドキドキしながら、調べてみると、東金市は、
九十九里浜に近く、あの日も「震度5強」の揺れ。
修理明細書を見てさらに驚きました。
受付日は、震災の起きた11日、
リセット了承の15日に、直ちに作業されています。
新品交換と言っても、パネルとキャップは、
私のものが使われますから、「作業」が必要です。
猛烈な地震に続いて壊滅的な津波が太平洋岸を襲い、
近くの石油コンビナートが炎上していた、その時です。
刻々と凄惨な被害状況が明らかになり、
家族や大切な人の安否も気になって当然のその時です。
震災の被害など爪の先ほども感じさせず、
温かく対応してくれたSONY。
私は「阪神・淡路」の被災者です。
胸が熱くなります。
フリーダイヤルで電話の相手がどこなのかもわからず、
震災の真っただ中で作業されたことにも気付かず、
もう一言の感謝の言葉も添えられず、
恥ずかしく申し訳ない思いでいっぱいです。
あなた方は、真のプロです。
これこそ「神対応」です。
到着の報告と感謝の言葉をと思いましたが、
今は、さらに混乱しているかもしれません。
ブログ記事としてお礼を述べたいと思います。
本当にありがとうございました。
19日は、エキサイトブログにアクセスできず、
20日に記事にしました。