ダイエット

そろそろ宣言してもいいだろう。2ヶ月で3㌔痩せた。

妙齢の女性ならともかく、カロリーの高い食生活をこよなく愛する中年オヤヂがダイエットの何を語ろうというのかご不審の向きも多いと思う。が、女性のそれが審美的な意味が大きいのに対して中年男性の場合、肥満傾向は不健康そのもの。命がけだ。語らせていただく。

もっとも、ここ数年高めなりに安定していた人間ドックの数字が、ある年齢を境に評価が甘くなると言う経験をした私としては、数字に振り回され、一喜一憂する気はサラサラない。しかし、獲得した単純明快な答えは自信となる。そう、摂取カロリーを減らせばいいのだ。きわめて当たり前でスマン。でも、どうやって?

私は1~2年に1回風邪をひく。ノドがやられ嚥下できないほどに腫れる。今年、夏の終わりにやってしまった。仕事は休めず、スープとジュースだけで5日生きた。体重は見事に落ちた。これだ!名づけて流動食ダイエット!

同様に多少は体重を気にしているらしい友人に報告すると、アメリカではすでにふつ~にあって、しかも歯科矯正器具を応用して物理的に口を開かなくするという荒業だそうだ。近視のレーザー治療といい、さまざまな美容整形といい、人間改造系ではアングロサクソンにはかなわない。

で、私に何が出来るかというと、とにかく食べる量を減らすのだ。ただ、空腹とどう闘うかという問題が残る。そこで再び流動食の登場。昔から言うではないか「茶腹も一時」って。あれ?上方だけかな?まあいい。空腹時のお茶は心強い味方だ。

「立派な脂肪肝ですね~!」脇腹にゼリーを塗りたくられただけでも萎えている私に、超音波スキャナーをグリグリ押し付けながらその医師は実にうれしそうに言った。

フォアグラには目がない私だが、私自身がフォアグラになってしまう気はない。
いざ続けん、流動食、否、茶腹ダイエット!
by hirorin330 | 2004-10-29 11:53 | 日常