雑誌の付録 / テルマエ・ロマエ III
学研の『学習』と『科学』が懐かしい。
毎月の発売日が待ち遠しかった。
当時は、小学校で販売していた。
一種の「刷り込み」なのか、
学研という会社は、今でも親しみを覚える。
その結果、かどうか、ずいぶんのちに、
『茶運び人形』や『弓曳き童子』も作った。
で、よくよく付録が好きなのか、
似合わぬ『メンクラ』まで買ったりもした。
が、今回は、お気に入りのコミック、
『テルマエ・ロマエ』関連だ。
そうそう、『テルマエ・ロマエ III』
相変わらず、面白い。
作者のヤマザキマリ氏は、
ブログのコメントにも返事を下さる様な方。
で、アンテナを張っていたら、『テルマエ・ロマエ』
掲載雑誌に付録がつくというではないか。
月刊『コミック・ビーム』、今回初めて知った雑誌。
早速取り寄せた。
懐かしい、という感覚が近いかもしれない。
程よくチープで、なんとなくお得感がある。
6月号は、「皇帝ブロマイド」と
和手拭い風ブックカバー。
7月号は、DVD。
収録時間45分、まったく退屈しなかった。
「特典映像」てんこ盛り、というやつだ。
これはそうとう値打ち物。
残念と言えば、せっかく掲載誌を手に入れたが、
他の作品には定期購読するほどの魅力はなかった。
ただ、『ぶっせん』の三宅乱丈氏の『イムリ』は、
不思議な世界観に引き込まれた。
とまあ、付録が導く、新たな世界を楽しんだ私だ。