夏の『デリッッツィエフォリエ』(Deliziefollie) / 阪急・芦屋川

まだ雪のちらつく、寒い3月の初訪問以来、
いよいよ夏本番な先日、ようやく再訪がかなった。

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パンナコッタとパイナップルとなんたらチョコレート。
色彩的には、3種のベリーのなんとかを選ぶべきだったか。

「なんたら」とか「なんとか」ばかりで申し訳ない。
なにせ、種類が多く、おまけになじみのないイタリア語。

いや、実際は、当方のおつむの問題だろう。
とほほ。

にしても、だ。
イタリア人は美味いものを知っている。

イタリアというとヨーロッパでは南国。
ドイツのゲーテがうたった「君知るや南の国」だ。

つまり、暑い。
たぶん日本と変わらないくらい、暑い。

そんなイタリアの夏に美味いのは、
やはりアイスクリームではなく、ジェラートだろう。

アイスクリームより乳脂肪が抑えられているから、
甘く冷たいのに、後味がさわやか。

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いや、店のメニューには、確かに「水」もある。
しかし、控えめな300cc。

きれいな氷を入れたグラスとともに供されるが、
300ccが半分以上残った。

乳脂肪分が少ないとフルーツともよく合う。
今回もパイナップルやマンゴーが無茶苦茶美味かった。

日本では、ジェラートは、その乳脂肪分の少なさで、
アイスクリームと区別される。

アイスクリームより「安価」な位置付け。
そんなもんじゃないから。

この国では、夏が暑くなるとアイスクリームより氷菓が売れる。
我家でもハーゲンダッツよりガリガリ君が幅を利かすようになる。

しかし、ジェラートはちがう。
熱帯的な真夏にも是非とも楽しみたいと思う。

なんとしても早々に次の機会を作ろう。
そして、すべてのジェラートを制覇しよう。

大いなる野望を抱く、私だ。
by hirorin330 | 2011-07-16 19:27 | スイーツ