昭和の演奏会

いつまでも終わらないものだ。
いや、母の遺品整理。

もう亡くなって11年だというのに、
あとからあとから色々出てくる。

今回は、ハンドバッグシリーズ。
見覚えのあるのやないのや10個ほど。

メモや手帳も出てくるし、
運が良ければ、コインやたまに紙幣も。

が、仰天するようなものも出てくる。
たとえば、コンサートのチケット。

昭和の演奏会_a0022024_17421716.jpg


朝比奈隆が振ったハンブルグ北ドイツ放送交響楽団。
北ドイツ放送(NDR)は、ハノーファーにもオケを持つ。

さすが、ドイツの放送局。
複数のオケや合唱団を持っている。

ハンブルグは、ブラームスの生地でもあるので、
ハンブルグのオケは、ブラームスが得意だったと思う。

カール・ベームやオットー・クレンペラー、
古くは、W.フルトベングラーも客演している。

で、1987年4月には、日本に来て、
朝比奈隆が指揮をしたようだ。

ふうん。
こんな演奏会に行ったんだ。

何となく、感慨深い。
と、今度は演目が気になる。

エライ時代になったものだ。
ネットですぐに分かった。


・ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
       ~第1幕への前奏曲
・ブルックナー/交響曲第4番「ロマンティック」

おやおや、なるほど。
これは、まるっきり父の趣味だ。

中之島のフェスティバルホールか。
1987年と言えば、昭和62年。

昭和の演奏会前後は、何を食べたんだろう。
不肖の息子は、食い気の方に興味があったりして。
by hirorin330 | 2012-06-18 17:44 | 音楽