かもしや くすもと / 大阪・新福島
今年の新年会は、くすもとさんから。
よく考えると、久しぶり。
いつうかがっても、寛ぎと驚き、
美味と幸福で満たされる。
外が寒いですから、
と熱々の蒸しスープから始まる。
蕪、根菜のスープに「鶏節」がトッピング。
鰹節と同じ製法で鶏肉から造られるそうだ。
ズワイガニの雄と雌を組み合わせた、
お寿司仕立ての一品。
カニみそだと重すぎる、ということで、
カニみそのシャーベットが散らされる。
ガラスのドームの中には、
桜チップの燻煙が閉じ込められている。
ドームをあけると、なかには、
寒ブリ、生ハム、燻りガッコ(凍結乾燥)。
生ハムと燻りガッコで塩分を得るので、
寒ブリは、そのまま。
紋甲イカは、セロリのピューレ、ピータンと。
この組み合わせ、どこから生まれるのだろう。
定番のカダイフ揚げ、冬は、モロコ。
くすもとさん、極めたね。
若狭グジの鱗焼きは、アクアパッツァのリゾットと。
オイスターリーフなどを添えて。
メイン:大好物、イチボ。
デザート:定番のフルーツに白和え、
リンゴのシャーベット。
シャンパーニュ:バルフォンタルク
純米酒:
『天寳一(てんぽういち)』純米大吟醸
『白隠正宗(はくいんまさむね)』生酛純米
白:サントーバン 1er.クリュ 2008
(ジャノボス)
今年も美味しいスタートが切れた。
ああ、ありがたや、ありがたや。
くすもとさん、ありがとうございました。
大変美味しくいただきました。