九曜むらさき / 丸新本家
安価な中国産に押され、
戦争も影響して日本産は、激減。
いや、現代ではない。
18世紀ヨーロッパの醤油のお話。
歴史は繰り返す。
閑話休題。
ルイ14世の食卓にもあがったと言う、
日本産の醤油。
その日本の醤油の発祥の地、
といわれるのが、紀州湯浅。
いわゆる湯浅醤油、
丸新本家の『九曜むらさき』をいただいた。
あまりにありがたそうな醤油なので、
なかなか開封する機会がない。
酸化させるともったいないし、
なるべく短期間で使い切りたい。
もちろん、食材や料理も選びたい。
やはり刺身、それも白身の鮃か鯛。
もちろん山葵もちゃんとおろして、
そうなると日本酒も用意して。
あ、イタワサもいいなあ。
食いしん坊は考えるだけで楽しい。
醤油はむしろわき役なのだけれど。