クルマに乗るということ

週末、知人が事故に巻き込まれたと知り驚いた。いや、私の目撃した事故ではない。
交差点の右折待ちで追突され、前のクルマにぶつかったそうだ。

こういう場合の責任の所在はどうなるのだろう。保険会社の判例に従うか。
無思慮にそう考えた自分にちょっと反省。それではイカンだろうと。

クルマに乗ると事故は避けられない。
常用する人で生涯無事故の人はまずないのではないか。

問題は、ハンドルを持つ姿勢だ。
背筋を伸ばして、ハンドルは、9:15か10:10の位置、では、ない。

必要に迫られて、イヤイヤ、おっかなびっくり乗ってます。そういう人も居るだろう。
でも、ハンドルを握る限り「走る凶器」をコントロールしていることに変わりはない。

みんながみんな運転が好き、クルマが好き、ではないのはわかる。
が、クルマを走らせる限り、言い訳などせず、責任を自覚して乗って欲しい。

なんでそんなところで、こんな事故が、と思わざるをえない知人のケースだが、
事故とはそういうものかもしれない。

昔、今回とまったく同じ状況で私が知人の立場になったことがある。当時の西ドイツの法律では、彼がそう認めたからか、100%最初の追突車の責任だった。

一方、斜めに路駐したクルマがバックで出て来たところに追突した経験もあるが、
このときもお咎めなし。

相手が旧共産圏の不法労働者だったという事情があったにせよ、こと交通事故に関しては、日本より柔軟、というか、現実に則した法律の適用があると思った。

今回のケース、ちょっと興味を持って注視しているところだ。
いずれにせよ、大きなけが人が出なかったことは幸運といえよう。

どうせなら、初夏の爽快な山間ドライヴの話題などを記事にしたかったが、
奇しくも事故が続いたので、ちょっと「交通安全」をアピールしてみた。
by hirorin330 | 2005-06-06 10:51 | クルマ