シャトー ワイマラマ (NZの気になる名前)
赤ワインをいただいた。
素直にうれしい。
いやな時代になったもので、
調べれば、大体の価格までわかる。
カベルネソービニヨンなど数種のブレンドで、
オーク樽熟成のいわゆる、ボルドースタイル。
いや、楽しみ。
で、シャトー・ワイマラマ。
ホークスベイ、という地域名に比べ、
明らかに、非英語、おそらく現地語。
Wikipediaで調べてみると、
好奇心ムラムラなネタがあった。
タウマタファカタンギハンガコアウアウオタマテアポカイフェヌアキタナタフ
Taumatawhakatangihangakoauauotamateapokaiwhenuakitanatahu
ホークスベイ南部の丘の名前だそうだ。
さらに、別名がある。
タウマタファカタンギハンガコアウアウオタマテアトゥリプカカピキマウンガホロヌクポカイフェヌアキタナタフ
Taumatawhakatangihangakoauauotamateaturipukakapikimaungahoronukupokaiwhenuakitanatahu
さらに長いし。
案の定、ギネス認定。
Tetaumatawhakatangihangakoauaotamateaurehaeaturipukapihimaungahoronukupokaiwhenuaakitanarahu
92文字で、世界最長らしい。
ただ、お気づきだろうか。
最初の2文字と、
最後から4文字目。
最初の2文字に “Te” がついている。
後ろの2文字は、
ギネス認定は、”r” となっているが、
上記の2つの名前では、”t” だ。
“r” と ”t” は、キーボード上で隣同士なので、
ミスタイプと思われるが、どちらが正しいのだろう。
気になって、同じくWikipediaの画像を確認したら、
現地の看板は、始めに”Te” はなく、後のは“t” だった。
いろいろと「歴史」があったのだろうし、
先住民の名前は、大事にしたいものだ。
ちなみに、その意味は、
「タマテアという、大きな膝を持ち、山々を登り、陸地を飲み込むように旅歩く男が、愛する者のために鼻笛を吹いた頂」
と、いうことらしい。
なんだか美しい名前ではないか。
どこに、タマテアさんが出てくるのか、
よくわからないが。
ちなみに、日常会話では、
“Taumata(タウマタ)” と略されるらしい。
ちょっと安心した。