ダルマ、だるま、達磨
というわけで、厄払い。
紅葉狩りもかねて行ってきた。
かねて、というところが、
不謹慎で、私らしい。
が、驚いた。
だるまだらけ。
池にはスモークが流れ、
善男善女のテーマパークか。
たしかに、昔から、
そういう側面はあっただろう。
霊場を巡る、札場回りなども、
スタンプラリーの原型だろう。
にしても、だ。
達磨さんがいっぱい。
そこかしこに、あんなとこ。
どこにでもある、といっていい。
風邪気味の喉を線香の煙から守りながら、
広大な境内を巡り終えた。
ら、そこには、売店が。
そこを抜けねば出られない。
アトラクションの出口に売店。
ここは、やはりテーマパークか。
とにかく、冷え込んでいたので、
自販機で温かいコーヒーを探した。
あろうことか、ホットはすべて準備中。
自販機でなく、喫茶コーナーへ行けと。
そこは、不信心な私。
早々に退散した。
それでも、厄除けは手に入れた。
また、驚いた。
トラップにかかったかと思った。
効力は、1年限りらしい。
厄災に耐えうる、丈夫な運気を持ちたい。
しみじみ、そう思ったことであるよ。
お頼み申しますぞ、
ス トラップさん。