ポワール・プリゾニエール / G.E.マスネ


リンゴのブランデー、カルバドスが好き。
ボトルの中にリンゴが入ったものもある。

ポム・プリゾニエール、囚われのリンゴ。
果実が小さいうちにボトルをかぶせて作る。

それの洋ナシ版を見つけた。
ポワール・プリゾニエール。

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正式にそう呼ぶかどうかは、
知らないが。

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洋ナシの品種は、ウィリアムスとある。
日本では、まず見かけない品種。

ドイツで何度か見たが、逆に、
ヨーロッパで、ラ・フランスは、まずない。

調べてみると、カルバドスは、
30%程度、洋ナシも原料に使うという。

早速、香りを確かめたが、
なにせアルコールが強い。

40%というと、ウィスキー並み。
やはり、オー・ド・ヴィーだし。

で、加水して、半分程度にすると、
一気に洋ナシが香りたった。

ほとんどあざといばかりの香り。
いやいや、無香料だろうけれど。

というわけで、香りほどの甘さもなく、
食後のブランデーとして楽しめそうだ。

半ば衝動買いだったので、安堵した。
あいかわらず、酒に節操のない私だ。