大分紀行 3 大分市内から由布院へ(別府経由)
気象庁は正しかった。
間違いなく台風は来た。
5月だというのに。
せっかくの豪勢な朝食も、
なんだか寂しい。
が、日ごろの行いの犯人探しはやめて、
大分市内(オイタしない)で遊んだ。
私の旅と言えば、
必ず訪ねる水族館。
地元では、須磨、城崎、京都、海遊館。
旅先でも、鳥羽、島根など。
そしてまた歴史が1ページ。
大分マリーンパレス水族館。
またの名を「うみたまご」
(全景画像はwikipediaからいただきました。)
台風が襲来しなければ、
訪ねなかったかもしれない。
その意味において、台風に感謝。
ホスピタリティーと展示の工夫に感激。
鯉と鯛の同居。
黄金のカレイ。
人懐っこいアシカと間近で遊ぶ
癒しのクラゲ。
そして、ここまでくれば、
素通りできない向かいの山。
高崎山自然動物園。
何かと話題のあの子に会いに。
そう、「シャーロット」
かわいい。
飼育員の解説も興味深く、
サルだけの動物園だが、飽きなかった。
ただ、事情があるのか、飼育員たちは、
ついに、あの名前は口にしなかった。
「今年最初に生まれた雌の子ザル」
と、繰り返し呼んでいた。
名残惜しいが、キリもないので、
何回目かの餌やりを見て、下山。
夕食に障らない程度に、
大分名物の軽食をとる。
甘味処『甘味茶屋』
たたずまいは料亭。
(Yahoo予約からいただきました。)
団子汁と
鶏天
鶏天は、柚子胡椒を添えて。
そうか、朝食の小鍋は、
団子汁だったのか。
店を出ると、台風は去り、
晴れ間も見え始めている。
そうこなくっちゃ。
愛車を迎えに行くと、寂しそうだった。
つづく