母校の新しいオルガン
ミッションスクールだった。
学生オルガニストも居て、私もその一人だった。
先日、アメリカでオルガニストをしている後輩が、
母校で演奏会をするというのでお邪魔してきた。
私が卒業してから学部が三つ増え、数年前、
創立125周年に合わせて中央講堂も改築された。
そこに設置されたのがこちらのオルガン。
お気づきだろうか。
よくよく見れば、さかさまに収まっている。
古いオルガンばかり研究してきたせいもあって、
こういうスタイルは初めて。
少し弾かせてもらったが、
規模から想像するより、ずっと良く鳴る楽器だった。
いや、もちろん逆さまのパイプのせいではないと思うが。