Gerber Trass 2.0 Fine Edge
いや、ナイフ。
が、ナイフコレクターではない。
道具好きが、たまたま複数持っているという感じ。
ご覧の通り、高価なものは何もない。
ただ、ツールとしての魅力を感じてはいる。
滅多に行かないが、釣りやキャンプ用のナイフが多い。
あとは、マルチツール。
スイスアーミーナイフで有名なヴィクトリノックスとか、
ガーバーのミニツール。
最近のヴィクトリノックスは、マルチにもほどがある。
結局、個々のツールが使いにくくなってないか。
いや、まちがいなくよく出来た名作ではある。
自分に必要なものだけ選べたらもっといいのに。
ガーバーのミニツールもよく出来ている。
鋏とペンチに特化した二本を持っている。「ショートカット」と「クラッチ」。
もちろん、小さなナイフやドライバー、栓抜き、缶きり、
ツメやすりなどを備えているので、道具箱にあると便利。
でも、普段使いで、ナイフに専念したナイフ。
そんなのがあるとなんだか心強い。
で、ガーバーのトラス・ファインエッヂ(ファインブレード)2.0。
これは、いい。
小さくて、何者なのかよくわからない外観。
ツマミを指ではねるとブレード(刃)が出てくる。片手で操作出来るのがいい。
グリップがそのままブレードを固定するシンプルなシステム。
下は、グリップ本体がブレードを固定している様子。
少し慣れると、片手で操作できるようになる。
特に閉じるときは、少し練習が必要だが、特に危険もない。
欧米の文化では、少年の通過儀礼としてナイフを与える習慣があったようだが、
凶器にもなりうるものは、きっちり生活の中で学んでいくのがいいだろう。
たまには、指先ぐらい切れば、刃物の怖さもわかるだろうし。
あ。危険思想かな。
にしても、機能一点張りのカッターナイフの類は、
便利ではあるが、どうしても味気ないといわざるを得ない。
最近は、届いたワインの梱包を解くときもトラスを使う。
これも、愛、なのだ。