アレ!キュイジーヌ!

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コープこうべ生活文化センターの秋の特別講座に参加してきた。
「『ラッフィナート』小阪シェフのイタリアン」だ。

6テーブル各6名、合計36席で、
午前と午後の二部制なのに、午前は、公募初日で満席という。

シャレでキャンセル待ち登録をしたら、空きが出た。
こりゃ、乗りかかった船、なるようになるさ。

でも、当然こういう講座に参加するのは初めて。
異物として排除されないか、結構、気をもんだ。

案の定、36席中35名は女性。
なんだか、キャピってるテーブルもあるし。

来るんじゃなかったかなあ。
でももう遅い。

Alea jacta est!(賽は投げられた!)
で、つくるのは、3品。

☆マグロの赤身と米のサラダ仕立て
★ペンネとミートソースのオーブン焼き
★芋餅豚のロースト、茸のソース

いきなり難問。
配られた豚肉、われらが6番テーブルのは、微妙に厚い。

小阪シェフ、こともなげに、
それは、厚み半分にしましょうか、ときたもんだ。

で、若奥様奮闘中に、つい、私、やりましょうか、と声をかけてしまった。
彼女のプライドを傷つけたか、と心配したが、あっさり譲られた。

予想通り、用意された包丁は、切れ味イマイチ。
持参の「マイ包丁」で、処理。ちょろいぜ。

今にして思えば、6人なんだから、はじめに面積3等分して、
それから、厚み半分にすればよかったのだが、後の祭り。

幸い、スライスして盛り付けることになっていたので、焼きあがってから、
4切れ6人の最小公倍数12切れにすべく、一切れを3枚にスライスした。

生肉、生魚が敬遠されていると察知した私は、
率先してマグロのカットにも手を挙げた。
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いやとにかく、6人がかりの調理というのは、かるく戦場だ。
「キッチンスタジアム」を思い出してしまった。

で、完成したのがこちら。
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自分で言うのもなんだが、美味しかった。

驚くのは、やはりその手間を惜しまないレシピの厳しさ。
付け合せのポテト一つをとってもそうだ。

ホイルで包んで200℃のオーブンで1時間焼いて、冷めたら一口大にカットして、
それを180℃の揚げ油でカリッと揚げる。

それを、オレガノの香りを移したオリーブオイルで炒める。
この手間は、日常は、ちょっと出来ない。が、めっぽう美味い。

電子レンジではなく、オーブンで焼かれたポテトの甘さ。
揚げ油で表面がカリッと整えられ、香り付けをして仕上げる。

これぞ、手間を惜しまぬ、プロの仕事。
芋餅豚に添えた茸のソースもそうだ。

しつこいほどに炒め、水分を飛ばす。
味が凝縮された茸を、荒くみじん切りにする。

そこに、水とオリーブオイルを加えて乳化させる。
ざっと、この調子。

プロの料理人の仕事のほんの一端を垣間見たような気がした。
いや、美味しいはずだ。













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家に帰っても早速やってみた。
豚肉は、低温で両面じっくり焼いて、一度休ませ、仕上げに高温で焦げ目をつける。
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オーブンを使わなくても、肉の赤味を残したままちゃんと火が通って、
やわらかく香ばしい。

オーブン焼きも大きな器で焼いたほうが美味しいと聞いて、実行。
冬は、グラタン系オーブン料理の季節。
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とけたモッツァレラ、こんがり焼けたパルミジャーノ。
たまりません。

一日に二度食べても美味しい。

ご馳走様でした。
by hirorin330 | 2007-11-08 19:17 | 日常 | Comments(10)
Commented by 39-unepomme at 2007-11-09 04:30
えーすごいですね!!
やっぱり料理ってやると楽しいです。
美味しくできるとすっごく嬉しいですよね。
Commented by あいあい at 2007-11-09 10:06 x
おいしそーーーーーーーーーーーーーー!
私は料理がガンガンできる方ではないですが、でも好きです~
食べる方も大好きですが(笑)

写真見てると全部好物だから、それだけで…(ノ´∀`*)
Commented by TH_blog at 2007-11-09 11:17
そうそう。やっぱり、ひと手間余計にかけると、その分だけおいしいんですよね。
私は野菜なども皮もむかずに鍋に放り込みたいと思うほうなので、味も推して知るべしです。
Commented by ji-hyeon at 2007-11-09 14:31
リストランテ ヒロリン
開店ですか。
手間をかけた料理なんて最近作っていないなぁ
IHになってから姑にキッチンを占領されています。
Commented by elfarran_in at 2007-11-09 15:20
え~ひょっとして夏休みの宿題は8月の中旬までには終了、
授業の前には必ず予習をかかさない、そんなタイプのお子で
あられましたでせうか?^^;?

参加型のお料理教室♪いいですね♪
さすがの手さばき・・・しかも青1点(笑)
いつ開店かな~♪リストランテひろりん♪
うくくく(^m^)楽しみ♪
Commented by hirorin330 at 2007-11-09 16:12
39-unepomme さま
お店で美味しいものをいただくと、家でも再現したい!
なんて、無謀なことをよく考えちゃうんですよね。
究極の食いしん坊です。
Commented by hirorin330 at 2007-11-09 16:13
あいあい さま
美味しいものを自分で作って食べたい!
と思ってつくってると、なんとなく上手になるような気がします。
すきこそ物のなんとやら、ですね。
Commented by hirorin330 at 2007-11-09 16:16
TH_blog さま
いつもそこまではできないにせよ、
たまには手間ひま押しまず作らなきゃなあ、って思いましたです。
ご謙遜を!昔から申しますでしょう、聡明な女性は料理が上手いって。
Commented by hirorin330 at 2007-11-09 16:20
ji-hyeon さま
それで、ji-hyeon さんのIHレポートが見られないんですね。
まあ、ここは、しばらく、楽をさせてもらいましょう。

リストランテ・ヒロリーノは、気分営業です。
Commented by hirorin330 at 2007-11-09 16:29
elfarran_in さま
なにをおっしゃるうさぎさん。
提出物は、期限数時間前に超人的な集中力でクリアするタイプでした。
ただ、面白いことに北国の一人暮らしで料理をするようになって、
物事に対する「構築性」が磨かれたような気がします。
さらに驚いたことに、努力が苦手な直感型だと信じていた自分に、
驚くべき持久力と粘着質が備わっていることにも気づきました。
旧独逸連邦共和国様さまでございます。