ノンフライごまこんぶ / 無印良品
ふと、思いつくだけでも、キリがない。
ビフカツ、豚カツ、ミンチカツ。
唐揚げ、天婦羅、ゴマ団子。
お菓子だってそうだ。
ドーナツ、ポテチにポテトフライ。
昔、曹洞宗大本山永平寺で精進料理を食べたときも、
五根を断つという料理の中で、昆布の唐揚げの美味かったこと。
油だ、あぶら。
常温で固体ならば、脂だ、アブラ。
脂は、肉月に旨いと書く。
昔から旨いに決まっている。
医学的には、遠い昔、氷河時代など太古のご先祖様たちの
飢餓の記憶によるのだという説を聞いたことがある。
ご先祖さまが残してくれた素晴らしい習慣、生活感覚といえよう。
メタボの心配くらいで、ないがしろにしてはイケナイ、と思うのだ。
なんて、強がりばかり言っては居れないのが、わがウエスト。
カップ麺もノンフライしか食べないようにしている。
袋麺にしてもそうだが、茹でた麺は、アブラで揚げて水分を飛ばし、
乾燥麺にするのが手っ取り早いのだろう。
と、どうしても、カロリーは高くなる。
最近は、フリーズドライ麺などももてはやされるようにもなってきた。
新福島の『Kusumoto』さんでは、じっくり時間をかけて水分を飛ばした、
アブラで揚げない野菜チップが出されることがある。
物凄く手間と時間がかかると思う。
が、美味いのだ、これが。
で、これ。
無印良品のノンフライごまこんぶ。
ツマミにぴったり。
というか、一度開けると、なくなるまで止まらない。
アブラで揚げてなくても香ばしくて軽い食感。
オマケに低カロリー、らしい。
最後は、袋を逆さにして、口に粉を流し込んだり。
ああ、はしたない、なんて、言ってはみるが・・・。