純米大吟醸『画竜点睛』 / 木村酒造
初夏のさわやかな午後。
ヒラメの昆布〆で、冷酒を飲もうと思った。
冷蔵庫には『玉乃光』が、冷えているし。
いつものいかりで天然もののヒラメの柵をゲット。
たたきに美味そうな牛肉にも心を奪われた。
ああ、ワンパターン。
でも、いい。
肉食な私の好物なのだ。
で、何気なく、だが、虎視眈々と、酒売り場へ。
と、金のリボンが誇らしげな純米酒を発見。
その名も『画竜点睛』とな。
どちらかというと「欠く」ことの多い私だが。
精米歩合45%の山田錦にクラリ。
躊躇なくゲット。
結論から言うと、かなり美味い。
フルーツを思わせる吟醸香が、たまらない。
語彙の乏しくて、歯がゆいのだが、
「馥郁」と言う言葉は、こういう時に使うのだろう。
料理しながら飲み始めたので、
肝心の画像は、きわめて少ない。
湿らせたペーパータオルで拭いた昆布に、
切り身を並べ、ラップしてしばし。
このままでも美味いが、
浅葱に巻いて酢橘ポン酢もいい。
牛肉は、四面を焼いてうまみを閉じ込め、
フォイルで包んで余熱で15分。
貝柱は、薄くスライスして刺身に。
1パックだけ買ったマグロも美味かった。
半分は、バター醤油にアサツキを散らして。
つまみ食いした牛肉が美味かったので、
少しだけタルタルに。
レパートリーが少なく、飲みたい酒で決めるので、
酒肴のような料理が多いが、調理しながら飲むのにもいい。
ごちそうさまでした。