
ケース画像だけなら手に取らなかった。
たまたまトレーラーを見て固まった。
音楽がパイプオルガンだった。
で、ほとんど衝動買い。
いわゆるSF。
惑星間航行や多次元空間がテーマ。
その科学的考証の精度はわからないが、
文系の私には、破たんのない世界観だと思えた。
のちに知ったのだが、この映画から
天文物理学の学術論文も書かれたという。
マット・デイモンが脇役だが重要なキャラを演じる。
その役名がヒュー・マンというのは皮肉か洒落か。
全編を通じて音楽が効果的に使われていて、
重要な場面は、ほとんどパイプオルガン。
キース・ジャレットの『讃歌』を思い出す。
宇宙の深淵を歌う音楽、とでも言えようか。
おすすめ。