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久しぶりにいかりのスイーツコーナーへ。
季節モノというか、新顔というか。

イモ・チョコ・ナンキンを買った。
特にナンキンは、ハロウィン仕様。

正方形で、ちょうどいい大きさ。
いや、4つにカットしてね。

ザッハトルテは、チョコが濃く、
家人などは、一口で言いという。

そういう需要にあわせたか。
3種類、少しずつ楽しめて、いい。

高齢化とダイエットを意識した商品か。
私もひとりで全部食べる年でもないし。

ちと、さびしい。
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猫用のささみ。
いわゆるキャットフード。

いやしかし、侮るなかれ。
大学3年の長男が言った。

なに、これ、うまそう。

おいおい。
キャットフードだって。

スナック菓子の気分だったのか、
小さなかけらを口に入れてしまった。

うん、ささみだった。

だから、そう言った。
水に戻すとよくわかる。

まんま、生々しい、肉。
鶏肉売り場で見る、ささみ。

メーカーいわく、
生肉をそのまま凍結乾燥。

ダイレクトフリーズドライ、
略してDFD製法というのだそうだ。

なので、他社の一般製品とは違う、と。
なるほど、良く出来ている。

というか、無添加の、生肉そのもの。
ところが、だ。

不思議なことに、戻した肉は喜ばない。
いや、息子ではなく、尻尾のある娘たち。

朝夕、ほとんどカリカリ、つまり、
ドライフードだけで育てたからだろうか。

きびがらのような肉をドライなまま、
さくさく、にゃんにゃん食べる。

シャル(白っぽいほう)などは、
くわえたまま部屋の隅に隠れてしまう。

そう、野生を呼び覚ましたようだ。
ピノ(黒っぽいほう)は、いつもどおり。

肥満が怖いので、食事量はセーブしているが、
おやつは、与えることにしている。

おやつとして売られている、
少し贅沢なキャットフード。

息子は見向きもしないが。
それはともかく、袋もしっかりしている。

ファスナーつきで、袋自体も厚い。
おてんば娘のツメや歯にも耐えられそう。

もとより、匂いがほとんどしない。
いずれにせよ、いいおやつが見つかった。

それにしても、息子に確認してみよう。
このささみのどこに食指が動いたのか。
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というわけで、MATSU だ。
早速、手に入れた。

腕白小僧:エル・ピカロ 2012
働き盛り:エル・レシオ 2011
長老:エル・ビエホ・デ・マツ 2010
長老:エル・ビエホ 2009

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なるほど、「腕白小僧」は、
胸毛も見えるが、面影に幼さが残る。

「働き盛り」は、堂々として、
大人の落ち着きがうかがえる。

「長老」は、本来、
椅子に座ったご老人が、同クラス。

アップの「長老」は、「マツの長老」、
さらにクラスが上、という位置づけ。

この長老、同一人物と思うが、
よく見ると、ちゃんと着替えている。

ボトルは、ヴィンテージ順に並べた。
興味深い垂直テイスティングができそう。

*垂直テイスティング
同じワインを年代別に飲み比べる。
年の出来の良し悪しが良くわかる。

*水平テイスティング
同じ年のワインを様々に飲み比べる。
この場合、村やブドウ品種の縛りも。

さて。
いつやるか。

今でしょ。
というのは、なしで。

なかなか見ごたえのある対決だが、
優劣を決めるつもりはない。

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カファレルのジャンドゥーヤをいただき、
記事にしあぐねているとまたいただき物。

祇園のフレンチ、よねむらのクッキー。
名前しか知らぬ憧れのお店。

ともに名店であることに違いはないが、
もう一つ共通項があった。

それは、缶。

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カファレルは、アール・ヌーヴォー調で、
なんとも暖かな色調。

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よねむらは、京都国立博物館をデザインした、
安野光雅風の穏やかな表情。

ともに、中身以上というと失礼だが、
お菓子にふさわしく、手抜きがない。

子供のころ、泉屋のクッキーやはとサブレの缶、
炭酸せんべいの筒状の缶に宝物を入れていた。

その血は大学生の娘にも流れているようで、
カファレルの缶は、いきなり予約が入った。

この缶、もらうね。
否応無しとはこのこと。

よねむらも今夜中に目にとまり、
強制徴収されるだろう。

何を入れているのか、
親としても気になるところではあるが。

もう出てこないと思われた、母の遺品。
また出てきた。

私はほとんど腕時計をしないのだが、
秋から冬には、着用することもある。

で、自分の腕時計を探していると、
薄っぺらな時計ケースが出てきた。

あけてびっくり、母の腕時計。
私が子供のころ、見覚えのある時計。

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母もとうにつけなくなって、
まとめて私が預かっていたようだ。

それにしても、だ。
小さすぎないか。

氏素性を確かめようと思っても、
悔しいが、肉眼では見えない。

この大きさでクォーツはないな。
電池と同じような大きさだもの。

といって、自動巻きも考えにくい。
小さすぎて、巻き上げの力がないだろう。

ためしに、私の一番大きな腕時計と、
一番視認性のいい時計を並べてみた。

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左は、文字盤の直径が、10mm、
右は、縦に14mm、幅が8mmしかない。

この小ささに感動すら覚える。
偉大なり時計職人。

皮ベルトは痛んでいるが、
ブレスレットは、WGが、まぶしい。

いや、もちろん、鍍金だろうが、
くもり一つない。

遠近両用メガネをかけていても、
ついつい、眉間にしわを寄せてしまう。

結局、ルーペを使って、
観察することになった。

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二つとも、セイコーの手巻き。
今でもなかなか美しい。

当時をよく記憶しているわけではないが、
これはこれで一つの時代だったのだろう。

そういえば、昔の女性は、みんな、
手首の内側に文字盤を向けていたなあ。

こういう時計がエレガントとされた時代。
ただ、気になることもある。

母には、この文字盤が見えたのだろうか。
老眼はすでに始まっていたと思うのだが。

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というわけで、3匹そろえた。
そう、クレージーマウス

念のため、試験走行することにした。
まあ、どういう念のためかはともかく。

と、どうだ。
想像以上の迫力。

いや、ほとんど、攻撃力、
といっても良いだろう。

ひっくり返ったヤツは、解説どおり、
自分で起き上がる。

トレイのヘリを登ろうとする、
チャレンジャーなヤツもいる。

ぶつかってもなんのその、
好き勝手に走り続ける。

これは、もう、暴走といっていい。
ウチの娘たち、きっと怖がるな。

虐待の域かもしれない。
今夜あたり、緊急家族会議だ。


中をよく掃除しないと腐るよ。
確かにそう聞いていた。

掃除が大変で面倒で横着した。
と、今週始めから、急に来た。

ジャック・オー・ランタンが、
しわくちゃジャックになってしまった。

熱と煤の保存作用を期待して、
キャンドルを灯したが、だめだった。

果肉が痛むと、表面にしわができ、
よく言うと、味のある風貌になった。

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上あごは歯が抜け落ちたようで、
眼の周囲も小じわだらけ。

中は、カビと煤で汚れ、
果肉は腐り始めた。

果肉をしっかりこそげて、
来年は、もっと乾かそう。

ハロウィン1週間前に力尽きた、
かわいそうなジャックのためにも。

南船場の『遊山』さん。
今回も美味しいお肉を堪能した。

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霜降りの焼きしゃぶは、
文字通り、口の中で溶けた。

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山形牛雌A5モモ、各部位の食べ比べ。
一くくりで呼ぶことの乱暴を知った。

この夜は、赤ワインが、またすばらしかった。
MATSU EL Viejo (マツ・エル・ヴィエホ)

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MATSU は、待つ、松。
醸造者の名前だが、そう、日本語。

何が凄いって、特にこのエル・ヴィエホ(長老)、
樹齢100年を超えるブドウに木から醸される。

フィロキセラショック以前の古樹、
生き残ったブドウの木だという。

ほかには、El Picaro(エル・ピカロ:ガキ大将)、
El Recio(エル・レシオ:働き盛り)もある。

年代を追うことでワインの醸造に大切な、
「待つ」ことを意味しているのだという。

ところで、ご存知だろうか、フィロキセラ。
ブドウネアブラムシという、「害虫」だ。

たった2本アメリカから輸入した木から、
フランスに渡り、ものの10年ほどで、
西ヨーロッパのブドウの木をほぼ壊滅させた。

フィロキセラに耐性のあるブドウの木を、
アメリカから導入し台木とし、
接木をすることで、克服できるようになった。

深い歴史を顔に刻んだ老人に見つめられ、
何本かの中から選んだ。

美味い。
古樹らしい複雑さに嫌味がなく上品。

一口目からさっそく豊かさを感じ、
2杯目ですでにフルスロットルの勢い。

滋味豊かな赤身の牛肉に良く合う。
年齢のせいか、赤身が好ましい私。

幸福な夜だった。
かなり、期待していた。
だって、狩猟本能MAX!!らしいし。

いや、クレージーマウス
パッケージには、そうある。

でも、反応イマイチ。
ウチの娘たち、深窓の令嬢だから。

で、戦略を変えてみた。
名づけて、物量作戦。

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タイガーを追い詰めたM4のように、
数で勝負だ。

3鼠 vs 2猫
物量攻撃で狩猟本能を覚醒させよう。

乞う、ご期待。
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くみき、つまり、組み木。
木のおもちゃだ。

とはいえ、懐かしいにおいもする。
Steinbaukasten 石の積み木だ。

表面に塗られた油のにおいが、
よく似ている。

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3色4本ずつの細い棒だが、
切込みがあって、組み合わせが可能。

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3本で最小の循環、完結。
つまり、正三角形が基本形。

なので、
こういうのや、

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一番大きいのは、
こういうのも作ることができる。

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だが、一番難しいのは、正三角形。
精度が高く、「遊び」がない。

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なので、3本を少しずつ組んでゆく。
でないと、組みあがらない。

そのかわり、組みあがると、
その完成度に達成感も加わる。

家具の町、旭川で作られたというのが、
よくわかる気がする。

あ。そういえば、ワルサーP38
同じく旭川のササキ工芸の作だった。

もう1組、手に入れようか、
本気で悩んでいる。